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"Ame-Shoku" Resarch Institute
10/25更新
  BARBERSHOP(バーバーショップ)/2002年

主な登場人物は、白人一人と中東系コンビニ店主を除いておよそ20人余り全てが黒人の人情コメディ映画。と聞いて、「あまり黒人のソサエティはわからないしなあ。コメディって言っても、”人情モノ”なら日本人の私が見てもよくわからないんじゃないかい?」と思って、この「BABERSHOP(バーバーショップ)」が公開後2週連続1位を獲得しても見に行かなかった。公開後約1ヶ月がたったある日、映画館で何を見ようかと考えていると、ふと白人の親子連れ(子供は小学生)が入っていくのを見て、つられて私もチケット買ってしまった。

面白かった。黒人社会に疎いからといって見に行かなかった自分がアホだった。疎いはずの種類の映画なのに、なぜか懐かしい感じがする。笑いあり、お情けあり、ドタバタアクションあり、そしてちょっとのお色気も。「バーバーショップ(床屋)」というふれあいの場を通してドラマは進行し‥これって昔の日本の銭湯って感じ?ということは?そう、「時間ですよ!」、「寺内貫太郎一家」や「ムー一族」等の一連のあのTBS系人情ドラマをほうふつとさせるのだ。

■主演のアイス・キューブ(写真右)は今年主演映画が3本公開

今は亡き父親から受け継いだシカゴの床屋(バーバーショップ)を切り盛りするカルバン(アイス・キューブ)の店には、先代から勤めている古株のエディ(セドリック・ザ・エンターテイナー)を含め6人の店員が働いている。客は昔からのなじみの客で賑わい、店の待合所は一種の”社交場”。時には家族の近況を語り合い、時には言い争いをし、そして歌ったり踊ったり。しかし、カルバンの「金より人」の”人情経営”がたたって店が不渡りになりそうになる。そこでカルバンは知人のレスターに頼み‥。

■登場人物を往年の「TBSドラマ」に当てはめてると‥

前にも述べたが、この映画は「時間ですよ!」、「寺内貫太郎一家」や「ムー一族」等に共通する懐かしさがある。この映画に出てくる、店員の
登場キャラがみんな魅力的で、これが見事に往年の下町情緒たっぷりの「TBSドラマ」のキャラに当てはまるんだなあ。ここで往年の「TBSドラマ」系を主に、日本人での配役をイメージでちょっとまとめてみた。

バーバーショップ タイプ TBSドラマでは‥ だってさあ。
カルビン 正義感が強く、「金より人」の人情家。周りの人から尊敬され、慕われているが、女房にはめっぽう弱い。 伊東四郎 伊東四郎だと、年齢に無理があるから、堺正章かねえ。
エディ(上写真・左) 古株の重鎮。亀の甲より年の功。頑固でちょっと怒りっぽい。先代からの従業員 伴淳三郎 「TBSドラマ」にこだわらずイメージだけで言えばハナ肇がぴったり。
ディンカ(上写真・中) 気が優しくて力持ちだが、頭は弱い。同僚のテリに思いを寄せている。 左とん平 今なら絶対ジミー大西か三瓶
テリ(上写真・中)(ラッパーのEve 自己主張の強い女。映画のマドンナ的存在。 五十嵐めぐみ それか、篠ひろ子だろうな。
リッキー(上写真・右) 今時の若者。二枚目だが、影がちょっとある。第2の主人公。 清水健太郎 郷ひろみでもいいか。まだ無名の二枚目系があてがわれる役どころ
常連の年寄り客 用もないのに取り合えず、毎日やって来ていつのまにか居る常連。 由利徹 かかせないでしょ、由利徹は。
レスターとその子分 ヤクザ崩れのチンピラ。成金趣味の凄いファッションセンスの持ち主。親分と子分、いつもセットで行動。 細川俊之とタコ八郎 「バーバーショップ」での子分はマッチョ系なので安岡力也も可
挿入歌(ヒップホップ) シーンで必ず登場。出演者の大合唱とダンスが見もの。 日吉ミミ 「世迷言」って知ってる人少ないだろうなあ。

日本でこの映画が公開されるか分からないけど、往年の下町情緒たっぷりの「TBSドラマ」の記憶がある人は、見比べてみてよ。絶対納得するから。

 

  DEATH TO SMOOCHY(デス・トゥ・スムーチー)/2002年

”血生臭い勢力争い、金と権力で汚れたギャングの世界を皮肉って”子供番組”の世界に置き換えた映画を豪華キャスト」で作ったら面白そうかも”というのがこの映画の最初のコンセプトのような気がする。そしてこのコンセプトに乗っかったのが、監督と出演のダニー・デビート、主演のロビン・ウィリアムスとエドワード・ノートン

しかし、結果は中途半端なブラックユーモア。これが”いかにも”な豪華キャスト陣ではなく1.5流どころの俳優達がコーエン監督の元にもうちょっと、ダークに作られていたら、めたくそ面白かったかもしれない。

この映画の陽気な馬鹿っぽさは、コンセプトのウラを書いたものかもしれないけど、エドワード・ノートン扮する子供番組の人気者”紫サイのスムーチー”が番組内で発するブラック・ユーモアなコメントも、ロビン・ウィリアムスが精神的的に壊れていく様も、このギラギラな演出の中では生きてこない。それが証拠に、回りの脇役達のほうが活き活きして見える。

この映画には、あのジョン・スチュワートも登場。嫌味なTVプロデューサーで登場。アダム・サンドラーの「ビッグダディ」にも出演してるけど、この人どうなんだろうね、役者としては。他の俳優陣が達者なだけに、浮いて見えたのは気のせい?それともこの妙な髪形の所為?
 

 SCOOBY DOO(スクービードゥー)/2002年

2002年春休みシーズンの公開時もアメリカでは初登場1位で大ヒット。子供からオトナまでこぞって見に行ったこの映画。10月に発売されたDVD,ビデオも初登場1位。2004年には続編「Scooby Doo2」も公開が決定。凄いですな。

犬のScooby DooがCGでの実写版は、なかでもシャギー役が「アニメと超そっくり!」ということで受けがよかったようですが、元のアニメを知らない私はよく分かりません。犬がかわいいので許せます。

ところで、この映画の主役二人、フレディ・プリンズ・ジュニアマシュー・リラルドは2001年アメリカ公開の映画「Summer Catch」でも共演してます。この映画はマイナーリーグに所属する若者がメジャーリーグを目指す青春スポーツ映画ですが、「Scooby Doo」のとぼけた役柄とは違ったふたりが楽しめます。しかし、「Summer Catch」もたいして面白くは‥。ティーンムービーですね。

 

Oct 25.02