
National
Lampoonシリーズと聞いて、悲しい事だけど、ピンと来ない人も居るかもしれない。ABC映画にははずせないこの「ナショナルランプーン」シリーズの映画が5年ぶりに復活した。しかも、激面白い。
■”ナショナルランプーン”とは何か?
「ナショナルランプーン」と言えば、ジョン・ベルーシ主演の”アニマルハウス”やチェビー・チェイス主演”ヨーロピアンヴァケーション”といった映画を思い起こす人も多いだろう。しかし、”ナショナルランプーン”は1960年代後半、ハーバード大生によって作られた学内ユーモア誌”Harvard Lampoon"を元に、1970年ユーモア専門の月刊誌としてスタート。1970年4月から1998年11月まで発行され(全盛期は70年から75年)、現在はWebで活動している。
しかし、”ナショナルランプーン”は雑誌だけの活動に留まらず、ラジオ・本・レコード・TV番組、そして映画とあらゆるメディアに旋風を起こした。そして、特筆したいのは”ナショナルランプーン”かで鍛えられた優秀な人材。「アナライズ・ミー」のハロルド・ライミスや「ホームアローン」のジョン・ヒューズもそれらの一人である。
”ナショナルランプーン”シリーズに共通するのは、”風刺の効いたユーモア”。彼らが題材にするのは、誰でも経験するような社会生活から古典的な芸術作品、そして政治や金といった権力、。それらを、時には毒っぽく、時には徹底的にバカらしくパロディする。バカらしく、といってもやはりハーバード大生が元になって作った集団と合って、くだらなさの中にもIQの高い笑いが感じられる。しかし、ベトナム戦争の敗北感やニクソンのウォーター事件が起り、アメリカが鬱憤の溜まった70年代から、アメリカが自身を取り戻す時代が訪れ、”ナショナルランプーン”はその風刺の的を失い、次第に衰退していく。(もちろん優秀な人材の放出、という事もあるが)
そして、95年の「National
Lampoon's Vegas Vacation」以来、5年ぶりに”ナショナルランプーン”シリーズが今年、帰ってきた!
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