March 24, 2004

ダーティ・ボーイズDVD発売記念 感想

アダム・サンドラー幻の作品「ダーティ・ボーイズ(96)」が4/2にDVD発売(しかも1枚買ってもう一枚キャンペーンみたいですよ!奥さん)されるらしいので、感想なんか書いちゃおうかと思います。

というのもアダム・サンドラー擁護委員会で、主演映画で唯一、私が感想を書いていないのが「Bulletproof/ダーティ・ボーイズ」なのです。それはなぜか?・・・感想らしい感想がないから。といってしまっては元も粉もないんですが、感想はなくてもおすすめの見所はありますよ!

まずはストーリー紹介。デイモン・ウェイアンズ扮するFBIの覆面捜査官が、麻薬王の捜査・逮捕のためにその手下アーチー(アダム・サンドラー)に近づき、ふたりの珍道中が始まるという犯罪アクションコメディー。

そして、この映画には実は3つの意外性が隠されているんですよ。

【意外性1】共演者の意外性
アダム・サンドラーはサタデーナイトライブ(SNL)のトップスター、その裏番組で放送されていた「In Living' Color」(ILC)という番組の看板スターのデイモン・ウェインズというライバルの共演という意外性。

【意外性2】キャスティングの意外性
アホっぽいキャラで有名なサンドラーがマフィアの手下という”悪役”で、毒の強いキャラが売りのデイモン・デイモン・ウェインズがFBI捜査官の”ヒーロー”という逆転キャスティングの意外性。

【意外性3】題材の意外性
コメディアンふたりが主演でアクション系映画という設定の意外性。

【意外性1】共演者の意外性に関してなのですが、ILCは90年から始まった”対SNL(75年スタート)”見え見えの裏番組。そして出演者の中心が黒人のコメディアンという番組でした(ジム・キャリーもレギュラーだったことがあるけど)。中でもウェイアンズは兄弟5人のうち4人が出演していてただけあって、デーモンは看板スター。

そのデイモン・ウェイアンズとサンドラーの共演ともなれば、日本で言えばタモリとみのもんたの共演みたいなもので・・・。結局、ふたりのコンビは、水と油とまではいわないけど、どうも交じり合わず、お互い遠慮しているような共演だったのかなあ、と思います。

【意外性2】キャスティングの意外性に関して、このときすでにサンドラーは「ビリー・マジソン」と「ハッピー・ギルモア」の二つの主演映画で成功していました。もちろん、SNLでもオペラマンなどのキャラで有名。馬鹿で品がないけど、憎めない・・・といったようなキャラで。しかし、この「ダーティボーイズ」では、とにかくぼーっとしたバカ。とにかくボケというか普通にバカな男の役。同じバカでも「ビリー・マジソン」のような毒はないので、どうも物足りない。というかキャラがよくわからないキャラで中途半端。意外性なんか求めないで、デイモンをマフィアの手下にして、おっちょこちょいなFBI捜査官がデイモンに助けられながら、捜査をしていく・・・といったほうが面白かったんじゃないかと思います。

マフィアの親分役に「ゴッドファーザー」のジェイムス・カーンが出演していますが、申し訳なくて申し訳なくて。

【意外性3】題材の意外性に関して、当時人気急上昇で若手のコメディアン二人を使っているにも関わらず、コメディアンらしい掛け合いというか、笑いの化学反応みたいな場面がまったくなし。もったいないことに、緩々のアクションシーンが妙に多い。まだウェイアンズのほうが、気軽に演じている感じがはするけど、サンドラーはせりふ言うのが精一杯で、コメディアンとしてのよさが全然生かされていない。誰もふたりにストーリー性のある手に汗なアクションなんか期待してないんだから、もっと「笑い部分」に力を入れるべきかと。

・・・と厳ちいこと言うとりますが、ちゃんとサンドラー擁護委員がチェックしなければならない、見所・萌えシーンも押さえておきましょう。チェックは2つ。

ひとつめは、シャワーシーン。なぜか「ボディガード(92)」で大ヒットしたホイットニー・ヒューストンの I Will Always Love You を熱唱してのシャワーシーン。全然脈絡がなく、しかも中途半端に長いシーンで、数少ないサンドラー萌えの女子に向けたサービスショットに間違いありません。
そしてもうひとつは、ラストシーンでの闘牛士スタイル。今からは信じられない細身です。一瞬ですので見逃さないよう。。。。

・・・以上です。それだけ。「意外性」なんて狙わないで、王道を行ったほうがいいということですね。サンドラー主演で巨匠フランク・キャプラがアカデミー賞監督賞を獲得した『オペラハット』のリメイクとか。ベタ礼賛。

Posted by Dane at March 24, 2004 08:44 PM
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