アカデミー賞より面白かった!?インディペンデント映画賞【スピリットアワード】のミッキー・ローク、バッドマンさんらの動画!

第81回アカデミー賞の前日に行われたのが、インディペンデント映画だけを対象にした映画賞「スピリットアワード」。インディペンデント映画といっても、アカデミー賞にノミネートされたアン・ハサウェイやペネロペ・クルスなども参加。ここ数年は特にインディペンデント映画がアカデミー賞の本命になっているだけあって、アカデミー賞に負けずに活気がいい。

そして今年の目玉は、落ちぶれて引退したプロレスラーのランディ・"ザ・ラム"・ロビンソンを演じて映画の主演として復活したミッキー・ローク。この「ザ・レスラー」は昨年のカンヌ映画祭で金獅子賞も受賞した。

2005年の「シンシティ」で俳優として再認され14年ぶりの復活を果たしたロークは今年の映画賞の主演男優賞をショーン・ペンと取り合ってきたが、受賞のたびに印象に残るユニークな感謝のスピーチをしてきたが、今回のスピーチはTV中継があったとはいえ有料ケーブルで放送禁止用語もOKとあって、爆笑あり、感動あり、意味不明アリの素晴らしいスピーチ。

スピーチはなんと5分にも及ぶのだけど、何度見ても面白い。が、動画はすぐにオチてしまうので、見たい人は要注意。

ミッキーさんがスピーチの最初に語ったのは、「俳優エリック・ロバーツ」のこと。
ロバーツは過去にたびたび暴行罪などで逮捕暦があり、交通事故で顔がごつくなってしまったこともあって、最近では悪役のチョイ役しか役がない。「エリックほど素晴らしい役者はいない。あの男はファッキン素晴らしい。15年か20年前のことは許してやれ。俺がそうだったように、エリックにもセカンド・チャンスを与えてやって欲しい」とアピール。「でも、エリックのことだから、また明日逮捕されるかもしれないけど」とオチ。ちなみにエリック・ロバーツはジュリア・ロバーツの兄で、娘は今映画で活躍中のエマ・ロバーツ。

とにかくなんでも感謝するのがミッキーさん流なのだけど、スピーチで「あの金髪野郎はぶっとばしてやる」と感謝されていなかったのが、2番目の動画の「出し物」。「レスラー」でのミッキーさんの役を俳優レイン・ウィルソンがパロディしたもの。
さらに直後のスピーチでは、プレゼンターのフィリップ・シーモア・ホフマンとローラ・ダーンを見て「こんなに才能のある3人にプレゼンターしてもらってありがた...あ、そこのお姉ちゃんは知らないけど」とまたもボケ。

さらに6日前に亡くなった愛犬のロキちゃんや監督のダレン・アロノフスキー(隣には婚約者のレイチェル・ワイズの姿)にも感謝しつつも、「ダレンと仕事をしようと思う若い俳優は体を鍛えて来いよ。じゃないとダレンにぶちかまされるからな。だけどこれを言うとダレンが"本当に役者が寄ってこなくなるから勘弁してくださいよ"って言うけどいいんだよ」とまたも毒舌で、終いには共演者のマリサ・トメイの名前を忘れて観客から教えてもらうほど。

しかし翌日のアカデミー賞ではミッキーさんの受賞スピーチは無し。なんとも残念というか...。あの大舞台でのスピーチを聞きたかった!

......最後の動画は、あの放送禁止用語言いまくりのクリスチャン・ベールと、俳優引退宣言をしラッパーを目指すと宣言し、奇行続きで得たいの知れない人になってしまったホアキン・フェニックスのパロディ。バットマン(ベール)に扮しているのは、スピリットアワードの司会を務めた英コメディ俳優スティーヴ・クーガン。 トロピック・サンダー 史上最低の作戦 で、いろんな意味でぶっとんじゃった監督を演じた人です。ホアキン役は、アダム・サンドラーの映画を数々監督しているフランク・コラチだとのこと。 

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