【映画レビュー】初登場全米2位!コメディ映画「I LOVE YOU, MAN」のリアル小道具目撃

日本では超有名な俳優が出ていない限り、ベタなアメリカのコメディ映画が劇場公開されることはなかなかないけれど、アメリカ本国では日本でも有名なセレブ女優(AJさんとかNKさんとかJAさんとか)たちの出演しているドラマ系映画よりも、実際に興行成績がいいのは断然コメディ。さらにココ最近は、「ブローマンス」と呼ばれるジャンルのコメディが特に人気なわけです。

ブローマンスとはブラザーとロマンスを足した造語で、いうなれば「男同士の友情」といった感じ。ココ最近のブローマンスブームは、「本当はロマンスしたいんだけど、女もいないから、しょうがなく男同士でつるんでる」風なルーザーという今までは主人公になりえなかったタイプのキャラが続々とメインになった映画がつくられて、間違いなく大ヒットしているんです。

で、この代表が「スーパーバッド 童貞ウォーズ」「スモーキング・ハイ」「俺たちステップブラザース」「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」といったジャド・アパトーがプロデュースした作品。

で、今回紹介する映画「I LOVE YOU, MAN」はブローマンスブームの頂点を極めたといってもいい、究極のブローマンスコメディ。製作はアパトーでも主人公はセス・ローゲンでもないけど、やっぱりブローマンス系映画でブレイクしたポール・ラッドとジェイソン・シーガル。

ポール・ラッドはブローマンスブームの前からTVや舞台で活躍して芸暦も長く、「フレンズ」なんかでの彼を覚えている人も多いはず。だけどやっぱりブレイクしたのは、ブローマンス映画ブームのきっかけになった「40歳の童貞男」での主人公の友人役。ジェイソンはTV「How I met your mother」に出演する傍ら、「ノックトアップ」で主人公の友人を演じ(ラッドは主人公の義兄で出演)、昨年公開された「寝取られ男のラブ・バカンス(forgetting Sarar Marshal)」で脚本&主演し(ラッドはサーフィンコーチで出演)、これがまた大ヒット。

3・20に公開された「I LOVE YOU, MAN」はFワードと男同士のキスシーンがあるという理由だけで、R指定になってしまったというハンデがあったのにもかかわらず、公開第一週で当日公開のニコラス・ケイジ主演「ノーイング」に続く2位という好成績。さらに口コミで面白さが広がって、公開10日目の昨日には、「ノーイング」の興行成績を超えて、3位をキープしている。

映画は、結婚を目前に控えた男ピーター(ポール・ラッド)が、自分には親友と呼べる男友達がいないことに気が付き、結婚式で「ベストマン」(花婿の介添人)をしてくれる男友達を探そうと、友達探しデートを始める。ひょんなことから見つかった新・親友のシドニー(ジェイソン・シーガル)とは無二の親友状態になるが、婚約者のゾーイ(ラシーダ・ジョンズ)は複雑な気持ちに...。というストーリー。

とにかくどうでもいいことの連続の中で語られるテンポのいい会話の面白いこと。ダメ男じゃないんだけど、なんでもイマひとつの主人公ピーターを演じるポール・ラッドの好感度は抜群。コメディとドラマで部門がわかれているゴールデングローブ賞では、この映画で是非ともポール・ラッドに主演男優賞ノミネートされてほしい。

そしてパグルを飼いながらベニスビーチで気ままに暮らす男シドニーがこれまたぐっとくる。アメリカン・アイドルの司会で有名なライアン・シークレストも「『I LOVE YOU, MAN』は最高、俺もシドニーみたいな友達が欲しい。いや、俺がシドニーになりたい」などと語って、すでにカルトクラッシックのアイコン的存在になりそう。

で、この映画は全編にわたってロサンゼルス周辺が舞台になって、そのゆるゆるなカルチャーや言葉遣い、土地柄が映画に大きく影響しているのですが、映画に登場した巨大なプロップ(小道具)をウチの近所で発見!

↓↓↓【注意】映画のポイントでもあるので、ちょっとネタばれかも↓↓↓

映画を見る予定の人は気をつけて!


「誰が一番の不動産エージェントなんだろう?」「俺だよ~ん」

これは映画の中で登場する看板なのですが、看板はCGなんかでつくらずに、ちゃんとビルボードの看板広告スペースにちゃんと本物の看板をつくって掲載していたんです。
というか、このパターンの前には別のパターンの看板が掲載されていて(もちろん、このパターンも映画の中で登場)、映画公開前はなんだかよくわからず、「なんだこのオモシロ看板は!」って。
私がみたのは、半裸姿でポール・ラッドと気が付かず、「億単位で儲けたエージェントが税金対策と自己満足のためにビルボード買っちゃったのかな?って思いました。あはは。だって、元画像はこの写真だもん。この看板の写真を撮ったのだけど、PCがぶっこわれて画像も飛んでしまったのが悔しい。。


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