莫大な移籍金で米国LAギャラクシーにやってきたデヴィッド・ベッカムは、ACミランのレンタルから戻り、7月16日の試合からギャラクシーに復帰するが、これからギャラクシーでプレーするベッカムの見方が変わってしまいそうな暴露本がくしくも同じ日に発売される。
この本は有力スポーツ雑誌「スポーツイラストレイッド」のグラント・ワフル氏の著書「The Beckham Experiment: How the World's Most Famous Athlete Tried to Conquer America」で、ベッカム自身も目覚しい活躍をしておらず、チーム成績も低迷しているが、この2年間のベッカムの「失態」について書かれてある。
その中でも面白いエピソードは、ベッカムがLAギャラクシーとしてデビューしたときに、チームメイト10数名を連れてレストランで懇親会を開いたときのこと。これは2年前にベッカムの主催で行われたもので、高級ステーキレストラン「モートン」で行われた。
この時、赤ワインが注文されたが、ウェイターはベッカムが誰だかわからず、IDで年齢を確認したいと申し出たものの、ベッカムが「IDは持っていない」というと、ウェイターはベッカムからワインを取り上げてしまったという。
ベッカムは「おちょくられてるのか?」と思ったらしいが、ウェイターは本気だった。ベッカムのボディガードがセキュリティに説明をすると、ウェイターは「誰だか知ったことではありませんよ」と言って、ベッカムにグラスを返した。
食事中はチームメイトからの質問に気さくに答え、マンUやレアルでの経験を語って和やかな雰囲気だった。そしてこの日はベッカムのおごりかと思いきや、請求書がやってきても、ベッカムは手を伸ばさなかった。
ベッカムは割り勘した自分の分だけを払っただけ。ベッカムの年俸は6億5千万円に対して、他の選手の年俸はおよそ550万円から1300万円程度。その後もベッカムはチームメイトとの食事は割り勘が基本だという。
LAギャラクシーのスター選手で全米代表選手でもあるドノヴァンは、その後もベッカムとの確執が続くが、この時に「なんてケチな奴なんだ」と思ったとか。しかし別の選手には、おごってしまっては他の選手と別格になるために、あえておごらないのでは?という人もいたとか。
が、本にはドノヴァン選手によるベッカム批判などが掲載されている。
ワイン取り上げ事件はベッカムだけじゃなくてポルトガル代表のアベル・シャビエル選手もIDを見せなかったらグラスを取り上げられたらしいです。アベル・シャビエルも米国以外の世界中どこでも有名なんですけどね。「俺には飲酒できる年齢の子どもがいるってのに」と怒ったらしいです。もちろん他の選手たちは爆笑だったとか。

