ゲリラ・アーティストBansky が人気アニメ「ザ・シンプソンズ」のオープニングをコラボ!内容はやっぱり過激すぎて大問題に発展中...の真意

その正体を明かさずに過激なメッセージを秘めたストリートアートをしつづけることで有名なイギリス人Banskyが、今年で22シーズンを迎えたという驚異的な人気アニメ「ザ・シンプソンズ 」で、有名なオープニングテーマをハックした。

路上のグラフィティアートで有名なBanskyは、シンプソンズ一家が登場するスプリングフィールドの町の看板にBanskyのサインを入れて"いつもとは違う"と示唆。しかしながら、確かにいつもとはちょっと違うものの、Banskyが本領を発揮するのはいつもながらのテーマが終わった直後の続きにあった。

薄暗い工場では女性行員たちがアニメのセル画に色付けをし、幼い子供がそれを溶液につける作業をしている横には化学物質で溶解されたかのようなガイコツが山積みになっている。さらに地下にもぐれば、生きたネズミの毛をはいで バート人形ぬいぐるみの中綿にし、それをパンダが運んでいる。できたぬいぐるみを梱包する道具には、いるかの頭が使われ、DVDに穴を開けるには、年老いたユニコーンの角が使われている。

...というものだが、これはBANKSYが個人的につくって公開したものではなく、昨晩、アメリカで本当に「ザ・シンプソンズ」のオープニングで放映されたのだ。

「ザ・シンプソンズ」はこれまでも社会風刺的なギャグや、放映局のFOX、さらには自分たちまでパロディにしてきて、「笑いのためには圧力に屈しない」姿勢を貫いてきただけに、今回のテーマの真相がいろいろと物議を醸している。

中にはシンプソンズのアニメ製作は、プロダクションの本拠地のある米ロサンゼルスは空洞化し、アニメ製作作業は外注=韓国製だとの指摘を受けたことへの、皮肉めいたレスポンスではないかともいわれたが、コレに対してプロデューサーのひとりであるアル・ジーン氏によると...

「正直なことをいうと、あいつ(Bansky)を巻き込めるなんてこの上ないチャンスだということ以外の目的はなかったんだ」という。この企画はBlanskyのビデオを見て「彼以上にクールで有能なグラフィティアーティストはいない。」と認めたシンプソンズのプロデューサーが、「オープニングテーマで何か企画をあげてくれないか」といって送られてきたのが、このストーリーボードだった。ほとんどがこの最初の企画と同じだというが、一部修正があったというが「95%は彼の思い通りになっている」とのこと。

また実際のやりとりは、Banskyは正体不明のままで、仲介人を通じての制作進行になったという。

実際のオープニングビデオ動画はBlanksyがYoutubeにあげたものでさ落とされてしまったので、上に張った動画(最初にCM入り)もいつまで持つか...。

ということで、前にも掲載したかもだけど、私がもらったシンプソンズのクリエーターのマット・グローニングさんのサインでも。

アーカイブ