ダニエル・パウター新アルバム収録のジョン・レノンの名曲カバーは「自信作」!

先日、SMAPへの提供曲のセルフカバーでいきなりボクサー役に挑んでます! で 全米一位はもちろん日本でも洋楽一位連続を記録した「バッド・デイ」のダニエル・パウターにLAで独占インタビューをしたとの告知をしたところ、反響をいっぱいいただいたので、がっつり読んでいただけるようにほぼノーカットで紹介します。

プライベートのことから楽曲のこと、さらには日本の思い出や来日への意気込みなど、たっぷり一時間近く語ってもらったインタビューの今回は第一弾です。写真はインタビュー時に撮影させてもらったものです。

新アルバム「ベスト・オブ・ミー~ベスト・オブ・ダニエル・パウター」はベスト盤でありながら、新曲が3曲、さらにジョン・レノンの名曲「ハッピークリスマス」をダニエルがカバーした曲が入っているというオイシイ仕様なのですが、この楽曲にはダニエルの実娘さんもコーラスで参加しているのです!

●D姐「アメリカに移住してどのくらいになるんですか?ロサンゼルスにはもう慣れました?」

ダニエル「僕がアメリカに来たのは8,9年前だから、もうカナダ訛りだってほとんどなくなっちゃってるでしょ? でも本当はLAには来たくて来たわけじゃなくて、住んでいたカナダのバンクーバーのアパートメントが火事で焼けちゃって、住むところがなくなっちゃんだんだよ。いやマジで。(笑)それで、しょうがないから知り合いを頼ってLAに来たんだ。バンクーバーっいい街だよ。行ったころある?今度行ってごらん、本当に綺麗な街だから絶対好きになるよ。

最初LAで住んだのはハリウッドなんだけど、大っ嫌いだったね。今でも嫌いだよ。(ひー、アタシ住んでるんだけど。)それで次にウェストサイド(LAでもハリウッドやビバリーヒルズより西側の高級住宅地域)に引っ越したんだけど、バンクーバーみたいに自然が溶け込んだ街ですぐ気に入って、今はここが安住の地だと思ってる。娘も一緒にいるしね。娘はカリフォルニア育ちだから、カナダを知らないカリフォルニアガールなんだよね...将来はハリウッドセレブみたいになるんだろうな。...いやあ、そうはなってほしくない!頼むから。(笑)」...と、ダニエルが心配する娘さんのソフィーちゃんはまだ7歳なのです!が、実はものすごい才能の持ち主なんです。

娘が乗馬に熱中しててね、すごく本気に取り組んでいるんだけど、南カリフォルニア大会の12歳以下の部で、まだ7歳なんだけどこの前優勝したんだ。だけどさ、乗馬ってものすごくお金がかかるんだよ。でも彼女の好きなことを思い切りやらせてあげるためにも、僕ががんばらなきゃ。馬の維持って本当にばかになんないからね」一緒にいた広報の方もソフィーちゃんの優勝の話を聞いて、びっくりされてました

「新曲のハッピークリスマスは娘さんも参加されたんですよね?」
「そう、ソフィーの通っている小学校の合唱隊と一緒にレコーディングしたんだ。実はこのカバーをしたきっかけは、日本のレーベルから、クリスマスソングのカバーをたしらどうかって、言われたんだよ。(欧米ではクリスマスソングのカバー曲集はよくあって)個人的にはクリスマスソングのカバーで好きなものがなかったから、どうかなって思ったんだけど、ジョン・レノンの『ハッピークリスマス』だったらいいんじゃないかなって相談したら、それはいい!ってことになった...っていういきさつがあるんだ。しかもアルバム発売日の12/8は、レノンの70歳の誕生日の前日だから、最高のタイミングになったよね。」

●「オリジナル曲はジョン・レノンの楽曲ということに関して、特別な思いはありました?」

「正直言って、すでに素晴らしい曲をカバーするっていうことは挑戦でもあるよね。ジョン・レノンの曲をカバーするなんてまさしくそうだよね。僕ができることといえば、僕が聞いて感じたままに歌うこと。それだけなんだ。ジョン・レノンが、どうやって歌ったかなんて気にすることはない。だってもうそれで作品になっているから。

すでに作品として世に出ているものをオリジナルと変えよう、よりよくしようなんていうのは無理だし、改良しようなんていうのはとんでもない。そんなの不可能だ。他人の曲をカバーしてレコーディングしたのは今回が初めてだけど、カバーするというのは、自分らしさを表現して自分のベストを尽くすことなんだと思う。」

「結局のところ、クリスマスのカバーソングなんて、ひどいものばっかりだけど、僕のカバーはそうだとは思われたくないと思ったんだ。そして、すばらしいプロデューサーにも恵まれ、素晴らしいアレンジにもなって、子どもたちの合唱も入った感動的な曲になったんだよ。

だけど、米国では児童労働に関する組合が厳しくって、そこがなかなかGOサインをくれなかったんだ。ただ単に子どもたちと一緒に楽しく歌ってレコーディングしただけなんだけどね。それがようやくおとといゴーサインが出て、アルバムに収録されることが正式に決定したんだよ!ものすごく嬉しいよ」と、この名曲カバーが実はお蔵入りになってしまいそうだった寸前だという事実も発覚。

「子どもたちと仕事をするっていうのは、僕にとっても貴重な体験だった。特に娘と一緒だったからね。それに娘やその友達をプロフェッショナルな芸術の製作現場に参加させることができるなんてめったにないことだし、子どもたちにとってももちろんいい経験だったよ。"歌う"ということの素晴らしさをわかってくれたと思うね。曲も言葉では説明できない最高の仕上がりになったんだ。本当に嬉しいし感動したね。」

●「お子さんたちもきっと誇らしく思ってるでしょうね。」「そうだと思うよ。みんな、すごく真剣に取り組んでくれたからね。参加してくれた子どもたちと両親を交えて試聴してもらったら、みんな大喜びだったよ。本当にいい曲に仕上がったから!」

...というダニエル自信作の『ハッピー・クリスマス』なのですが、ジョン・レノンに対するレスペクトと同時に、娘さんたちと一緒に名曲を完成させたという今まで味わったことのない貴重な体験への喜びと自負がとっても感じられました。

それに、ただでさえ感動のこの名曲カバーが、あやうくお蔵入りと寸前だったという裏話も聞くと、感激もひとしお。ちなみに娘のソフィーちゃんと一緒にコーラスしているのは男女30人くらいの合唱隊で、LAの超高級住宅地域にある某有名私立小学校らしいです。さすが。

しかしながら、ダニエルにクリスマス・カバーをして欲しいと日本のレーベルの担当者が頼まなければ、この素晴らしいカバー曲も存在しなかったのですから、このアイデアをダニエルに説得した担当者さんがなによりのグッジョブだったと思います★

SMAPへの提供曲のセルフカバーでいきなりボクサー役に挑んでます!

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