【ライブ・レポ】MUSE×キラーズ×ルイ・ザ・フォーティーンスのメンバーが結成したスーパーバンド"VICKY CRYER"の初ライブをみてきた!

そう、今やUKを超えて世界最高峰の人気と実力を誇るロックバンドのひとつになったあのMUSE(ミューズ)と、活動再開が待たれるザ・キラーズ、ルイ・ザ・フォーティーンス(Louis XIV)のメンバーで構成......という耳を疑うようなスーパーバンドがロサンゼルスのインディーズシーンで動き出したのです!

このバンド名は「VICKY CRYER(ヴィッキー・クライヤー)」ヴォーカル/ギターは、歌詞がエロすぎで物議を醸しつつアルバム「Best Little Secrets Are Kept」からのシングルがトップ30入りを果たしたUSバンド、ルイ・ザ・フォーティーンスのフロントマンであるジェイソン・ヒルのサイドプロジェクトとして発表されたこのバンド、豪華なメンバーもさることながら、やはりサウンドもメンツの期待には恥じない超極ウマになっています。

ベーシストがザ・キラーズのマーク・ストーマー、そしてドラマーがなんと2セット!ひとりはMUSEのドム・ハワード、さらにナイン・インチ・ネイルズやストロークスのジュリアン・カサブランカスのソロツアーのドラマーを務めていたアレックス・カラペティスに、キーボードとサックス(ふたりともジュリアン・バンドのメンバー)が加入しているというメンツをきいただけでもハンパないバンドですが、やはりやはり...言うまでもなくライブもスバラシイ!につきる出来栄え。

「VICKY CRYER(ヴィッキー・クライヤー)」名義ではすでに5曲がネットでストリーミングされているのですが、それを聞けばわかるように、ルイ・ザ・フォーティーンス的な70年代グラム・ロック好きにはたまらないグルーブ感があるサウンド。ライブでは確かにジェイソンの色がより押し出されるとはいえ、ミューズのドムを含む夢のようなWドラムとジェイソンの耳にも目にも楽しいギターワークがロサンゼルスのインディーズロックの聖地シルバーレイクの超小さなライブハウスに響き渡っていたのは、むしろシュールでさえあるような奇跡的な光景。

客の半分近くはおそらくドム目当てのMUSERだったと思うので、Tレックスやプリンス、ミック・ジャガーを彷彿とするようなサウンドにMUSEファンにはめんくらった人もいるかもしれませんが、バンドメンバーたちが楽しそうに好きな音楽を演っている楽しさはそんな人達にも楽しかったはず。

 おしむらくは"新人"バンドということもあって、ライブ自体が45分くらいで終わってしまい、しかもワタシは自分のミスで全部を聴くことができなかったこと!!!個人的にこの数カ月で観たライブが、たまたまギターバンドなのに、メインギタリストのアクションが地味というUKバンドをたてつづけにみてきたので、ジェイソンのようにロックアピールの激しい若干ナル入っているアクションのフロントマンを見ると、キター!!!と嬉しくなりました。

「VICKY CRYER(ヴィッキー・クライヤー)」は、あくまでサイドプロジェクトのスーパーバンドとはいいつつ、実際にはロゴやポスター、Tシャツなんかのアートワークも完成していて、ライブから2週間してアー写的なものも登場。会場はMUSERが半分近くいたような感じとは書いたけど、音楽関係者であふれていて、レーベルの担当者の姿も見かけたので、フルCDがリリースしちゃっとく!?...の期待が高まります!

VICKY CRYER(ヴィッキー・クライヤー、という架空の女性の名前)のTシャツには"is a woman to me"というコピーも。もちろん買った!

Vicky Cryer - Expensive Love by Vicky Cryer SoundCloudによるオフィシャルの音源ストリーミング5曲公開されてますが、私は会場で手売りCD買ってきたぜ。イエイ。ワタシ的には03のSMUTが彼らの真骨頂なのではないかと。

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