2003年04月08日
犠牲ジャーナリストの数奇な運命
[ 32 アメリカ発三面記事 ]
8日にバクダット市内の報道関係者が多数泊まるホテルが米軍によって爆撃され、ジャーナリストの犠牲者が出た中のひとりに、ロイターのジャーナリストである男性がいる事がわかった。
ロイター通信のジャーナリスト・Protsyukさん(35歳)はウクライナ出身でカメラマン、エディターおよびリポーターとして欧州、中央アジアを中心にボスニア、チェチェン、コソボ、マケドニア、パキスタンおよびアフガニスタンを取材した。
高校卒業後、航空工学を勉強するために当時のソ連・レニングラード陸軍士官学校に入学したが卒業するころは、ちょうどソ連崩壊の時期であり、卒業後はロシア軍に入隊することなく、フリーランスのカメラマンとして活動し始めた。その後93年にキエフでロイターに入社し、「戦地ジャーナリスト」として活躍した。彼の活躍はひとりでも高度の調査、編集、エディターと三役をこなせるというお手本でもあった。
Protsyukさんは士官学校で学んだ流暢なアラビア語を駆使できる事もあって、今回のイラク戦争の取材では、ロイターの取材チームの重要なひとりでもあった。妻と8歳のひとり息子が居る。
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