2003年12月23日
独で「おむつ」を電力にする開発すすむ
[ 33 アメリカ発三面記事]
ドイツは日本と同様に天然石油の備蓄が少ない国として知られるが、高齢化社会と資源不足の双方の問題を解決する希望の光となる資源が発見されたとドイツの会社が発表した。
その資源とは・・・・使用済みおむつ。ブレマン焼却会社の重役Lesche氏は「これは環境にも優しい汚物エネルギーだ」と語る。この会社は、老人ホームと年間100トンの使用済みおむつとトイレットペーパーを買い上げる契約をした。
「汚物からの汚染物質排出は、石油や石炭に比べはるかに少ない。他の欧州諸国で同じような取り組みをしている企業は知らない」ともLesche氏は話す。「汚れたおむつには素晴らしい天然資源が含まれるのだ。将来的にも汚物エネルギーの需要は増えるに違いない。」
Lesche氏は、今後使用済みおしめが石油のような天然ガスのようなエネルギー源にまったく代替して取って代わることはないが、石炭や亜炭に近い働きをする効果をもたらすのではないかとしている。また、そのまま放っておいたら腐ってしまうだけの使用済みおしめのような廃棄物を汚物エネルギーとして再利用することこそ、少ない資源の浪費を防ぎ、かつ環境にもやさしく価値のあることだ、と語っている。
この会社では年間330,000トンの廃棄物をエネルギーに変えている。契約したある老人ホームでは年間100トン(10,000個の使用済みおしめ)を回収する代わりに、2000ユーロ(25万円)を支払っている。ドイツでは高齢化が急速に進み、現在全人口8200万人に対して80歳以上の割合が3%から2040年までには10%にあがるだろうと見込まれている。
将来、重要なエネルギーのひとつになるなら、ネーミングも考えないといけないですね。「汚物エネルギー」じゃちょっと・・・。

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