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2004年02月15日

Sピストルズのジョン・ライドンがある意味大復活!

昨年の夏に”「セックスピストルズ」復活”でアメリカツアーをするというニュースにワクワクしていたのですが、近況によると「どうも別の意味でジョン・ライドン(ジョン・ロットン)が盛り上がっているらしい」と小耳に挟んでました。というのは、本国イギリスで芸能人サバイバー番組にジョンが出演していて、ミュージシャンではなくナチュラル・ボーン・コメディアンの素質が開花してしまったようで・・・。

英国のテレビ「I'm A Celebrity Get Me Out Of Here」で”瀬戸際芸能人たち”がジャングルでそれこそ”生き残り”をかけてサバイバルする番組で、あの社会派パンクの騎士だったジョンが登場したらしい。番組タイトル「I'm A Celebrity Get Me Out Of Here」は直訳すれば”俺は腐っても有名人だ。ココ(未開の地ジャングル)から脱出させてくれ」という感じこの番組に出ることは、自らを”B級”で”がけっぷち”と認めているようなものだから、英国の大新聞がパンクブームをつくり、いや時代を変えたセックスピストルズのジョンがこの番組に出演することに”ある世代への裏切り者”というのも最もだろうし、元マネージャーの大御所マルコム・マクラレンが「彼は終わった」とコメントするのも仕方ないかもしれない。でも、”セックスピストルズのジョンは死んだ。でも、ジョン・ライドンというイギリスを代表する大物コメディアンが登場した”のは間違いないらしく、凄いブレイク振りらしい。

その番組を見たくてしょうがなかったのだけど、それはイギリスの番組でワタシは見るのが無理。と、イギリス在住の方が事細かにそのレポートをしているサイトを発見。コチラでそのジョンの復活する様子の一部始終が見れます。コレ書いてる人もジョンへの愛があふれてるように見受けますが、レポートはクールに書いてあるのでジョンを知らない人でも楽しめるはず。ジョンの顛末を時間順に読んでいると、最初のほうは誰もがジョンは「世間に笑われている」状態だと思ったものが、実は「世間を(きっと意図的に)笑わしていた」という気がします。そこがヤツの凄いところ。いや、番組実際に見てないから希望的観測も入っているんだけど。

JohnLy1.jpg生尻テレビで晒して、放屁上等なくせに「一日目から俺が優勝していた。King Of The Jungleとかさ、そういうタイトルは俺は要らないんだよ。」なんて名言、誰も吐けませんよ。普通はちょっと躊躇する。番組中はジャングルで暴れ倒し、暴言吐きまくりだったようだけど”(「そんなに一人で働かなくともいいのよ」とあるセレブに言われて)「俺はじっと座っていると病気になる。だからやってるんだ」”と貧乏性な一面を見せたり、おばあちゃんの知恵的なライスプディングの作り方を考案するというのは非常にパンクだと思うよ。こういうB級芸能人の番組にジョンが出たのも、自分がB級でないことをわかっているからじゃないのかな。

結局、ジョンは途中でリタイヤしたみたいですが、またそれがシビレル。イギリスではジョンの自伝「Rotten: No Irish, No Blacks, No Dogs : The Authorized Autobiography Johnny Rotten of the Sex Pistols」がバカ売れとか。

ちなみに、アメリカでも同じ番組がアメリカバージョンで放送されたことがあって、そのときの優勝者はクリス・ジャッド・・・・ジェニファー・ロペスの2番目の夫として(だけで)有名なお方ですね。