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2004年02月17日

死刑囚が”最期の晩餐”に選ぶメニューは?

ブライアン・プライスの新しい著書には、「絞首台のグレービーソース」や「死後硬直ライス」といった実際に夕食では食べたくないような料理のレシピであふれているが、これは死刑囚の”最期の晩餐”に関する料理についての本である。

これらのレシピのタイトルはプライスならではのブラックユーモアでもあるが、この本に載っている42のレシピは実際にテキサス州で行われた死刑の直前に死刑囚たちが口にした”死んでもいいから食べたい食事”に関しての記載である。

中には「死の尊厳をばかにしている」と批判する人も居るが、この料理は実際にプライスが刑務所で暮らしている時に食べた220の料理が元になっており、「誰かを不快にさせるために書いているのではない」とプライスは答える。彼のレシピの中で「純辛スパイシー犯罪者のチリ」というものがあるが、これは辛さのレベルが5000,10000,20000ボルトと段階があって、ある死刑囚の人権保護グループから批判されている。ヒューストンのある市民正義団体の代表は、プライス氏は死刑の犠牲者の”死という代償”で利益を得ようとしていると非難している。

元妻への性的暴行と義理の兄弟への誘拐に関する罪で14年間服役し、昨年釈放されたプライス氏は「死、不気味なもの、暗黒のなかにあるものには魅力がある」と語る。

本には、死刑囚に最も人気の”最期の晩餐”は、チーズバーガーとフライドポテトであると記載されている。ステーキ、アイスクリーム、フライドチキンもそれについで人気だとも。

”最期の晩餐”に関して公表されたのはプライス氏の著書が最初ではない。昨年の12月に抗議があるまで、テキサス州政府ではウェブサイト上に死刑が再開された1982年からの”最後の晩餐”の313の料理のリストを公表していた。

刑務所の職員は刑務所の食料在庫が許す限り、リクエストに答えられるよう最大限に努力しているが、中には「ロブスター」のリクエストが「魚のフライ」になってしまうことが予算の都合上ある。

プライス氏の著書はローレンス・バクストンという死刑囚がリクエストしたフィレミニョン・ステーキの話で始まっている。この男は強盗殺害で死刑になったが、フィレミニョン・ステーキは高価すぎるので、Tボーンステーキが代わりに”最期の晩餐”として出された。プライス氏は、バクストンがこの”最期の晩餐”に満足した、と聞いてから、死刑囚の最期の食事に興味を持ち始めた。

この本は3月に発売されるそうです。写真はプライス氏。

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