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2004年02月25日

キリスト最期の12時間を描いた映画の初日大ヒット

キリスト最期の12時間を描いて議論を呼んでいるメル・ギブソン監督「Passion of Christ(パッション・オブ・キリスト)」が”Ash Wendnesday(灰の水曜日=カトリックの暦で懺悔の象徴として頭に灰を降りかける日)”の今日からアメリカで公開され、初日の興行成績が20ミリオン(21億円)を超える大ヒットとなる見通しだ。

この映画は3006館の4,643スクリーンで今日から公開(夜中の12時から公開されたところもあり深夜に長蛇の列を作った)され、夏休みやホリデーシーズン以外の水曜日に公開された映画では過去最高を記録。全期間でみても、「ジュラシックパーク3」を超えて「LOTR2」「SW1」「LOTR2」「マトリックス・レボリューションズ」に継ぐ5位になる見通し。

「Passion of Christ(パッション・オブ・キリスト)」はメル・ギブソンによって企画が持ち出されたとき、ハリウッドの大手映画会社はどこも見向きをしなかった。そこで、ギブソンが制作費30ミリオンドル(30億円)のうち、25ミリオンドルを持ち出して製作した曰くつき。また、この映画の中で描かれているユダが「ユダヤ人に悪い印象を与えるステレオタイプ的なもの」としてユダヤ人団体から批判されている。アメリカでは77%がキリスト教徒で、13%が無宗教、 2%がユダヤ教で2%がイスラム教徒。

映画の内容に関しては、「感動的」という賞賛と批判が真っ二つに分かれていてる。批判する理由として最も多いものは、「暴力的で残酷なシーンが多すぎる」というもの。

今週末までの5日間で、50ミリオンドル程度の興行成績が見込まれているが、この映画はテレビCMなどに頼った今までのハリウッド流マーケティングとは違い、教会グループなどに個別CMなどを送って働きかけるという新手法でアプローチしていることも話題を呼んでいる。

地元ニュースでは、はるばるスコットランドからこの映画を見るためにやってきた夫婦のインタビューが放送されたりしてます。テレビでのCMは見かけませんが、これでもかというほど、ニュース番組などで取り上げられているのでパブリシティ効果によるメディア露出はかつて無いほどだと思います。

神のお告げ?キリスト役に落雷 2003年10月

'Passion' Delivers Nearly $20 Million in First Day
Marketing ‘The Passion of the Christ’