2004年02月26日
英国で皮膚のウジ虫治療が正式に始まる
[ 34 アメリカ発三面記事]
イギリスでは、皮膚の治療のために医師がウジ虫を使った処方箋をすることができるようになる。
ウジ虫治療は、感染した皮膚の傷を癒すのに従来の医療より安価で効果的に治療ができると国民健康保険省が認めたもの。患者はウジ虫を家に持ち帰り自分で治療することができるため、病院でさらに感染を受けることも防げる。
皮膚が腐食するのを除去するウジ虫治療は、数百年も前から使用されていたが、抗生物質の発見から以降は使用されなくなっていた。
プリンス・オブ・ウェールズ病院のカスタマーサービス担当は、「うじ虫がもぞもぞと皮膚の上を動くのを気持ち悪がりますが、抗生物質の過剰摂取によって新たに起こっている問題を考えるとうじ虫治療が気持ち悪い、という考えを改めなければなりません。それに国民健康保険省は費用対効果も考慮しています。」と語った。
プリンス・オブ・ウェールズ病院の研究によれば、無菌のうじ虫を傷の上に置く治療は従来の治療よりも早く傷が治癒できるかもしれないと結果が出た。
うじ虫は健康な肌は食すことができず、傷ついて感染し腐った皮膚だけを食べるため、バクテリアを殺し、傷の周りの皮膚にダメージをかけることなく速やかに治癒することが可能だ。これまでは患者は研究センターや特定の病院でしかうじ虫治療の処方箋を得ることができなかった。
わかりやすく言うと、『腐った皮膚をウジ虫に食べさせて新しい皮膚を再生させる治療』ということです。
British doctors revive maggot treatment
