[ ABCな三面記事]
メキシコ政府が米国へ不法入国するための方法を書いたガイドブック「メキシコ人の移住者のためのガイド」を制作・出版し、米国出入国管理グループと国会議員によって「不法入国を促している」と非難されている。
この32ページに渡る小冊子には、コミック形式でイラストを多用しながら米国・メキシコ国境の砂漠地帯を歩いて超えるのに、どのようにして脱水をさけるかなどの方法が記載されている。また、アメリカで拘留された際の法的権利や医療チェックを受ける権利に関しても記述されている。
メキシコ政府ではこの小冊子を150万部以上も配布しているという。
米国のヘイワース議員は、この冊子をアメリカの統治権に対する攻撃だと激しく非難している。
一方、メキシコ外務省は「不法移民する際の死亡者を減らす目的のためにつくられている。国民の危険性を減らす努力をするのは政府の義務だ」と弁護している。2003年の不法入国時の死亡者は300名に上った。
米国・メキシコ国境には急流な川や厳しい砂漠地帯などがあり、毎年100万人以上がメキシコから米国に不法移入国をしようと試みているという。
3000キロに及ぶ砂漠地帯を超える際、脱水症状を防ぐために塩水を摂取するだとか、急流を泳いで渡るときは薄着になるべし、なんてことが書いてあるそうです。
実際、アメリカで国境とか海岸近くの道路に、道路標識でオトナが子どもを引っ張って走っているイラストのついた注意標識を見ることがあるんですよね。つまり、道路を渡るメキシコからの不法入国者の飛び出し注意、という意味で。
**[この記事への直リン用URL]**2005年01月06日 00:36(米国時間)
