コンゴ人ボクサーのルバンディ・マンバ・ムロジ選手(23)は、ウィリー・ ンカンドゥー選手相手に行われたボクシング試合で「黒魔術」を使い、相手選手どころかレフリーまでもノックアウトしてしまったとして、起訴された。
ムロジ選手は、コンゴ共和国のボクシングチャンピオンだが、ザンビアで行われた試合でムロジ選手はリングに顔に化粧をし、お守りを身に付け白い粉を撒き散らしながら登場し「ンカンドゥー選手を打ち負かし、ンカンドゥー選手の妻を勝利のトロフィーとして自国に持って帰る」と宣言した。
ムロジ選手がリングに向かって布を振ったところ、ンカンドゥー選手とレフリーが倒れてしまい、試合続行が不可能になってしまった。「ムロジ選手が方向を変えるたびに、何かが私を叩くような感覚がした。砂のような感じだった」とンカンドゥー選手は言う。彼は倒れる前にめまいがし、きっと魔法の粉が使われたに違いないと語っている。
ムロジ選手は「ムティ(南アフリカに伝わる黒魔術で使われるとされる薬)は使っていない。自分のパワーを使っただけだ」と黒魔術疑惑を否定している。「90年代にンカンドゥー選手に負かされた自分の弟の屈辱を晴らすために、ボクシングで復習したい気持ちは変わらない」と語っている。
日曜日に行われたこの遺恨試合の中止には会場が一時騒然となったが、中には、スポーツというより関係者もグルになった茶番劇のやらせではないかと言う者もいるという。
Wrestlers get to grips with muti (BBC)
