2001年に行われたアカデミー賞受賞式でビン・ラディン率いるアルカイダが、「文化破壊計画」の一環としてハリウッドスターらを誘拐予告し、FBIがターゲットたちに警告していたことが明らかになり、標的にされたラッセル・クロウさんが当時の模様を語った。
この話は、近日発売される雑誌GQで明らかになった。アカデミー賞授賞式があったのは9月11日のニューヨーク同時多発テロの9ヶ月前。ターゲットのラッセル・クロウさんは「アルカイダなんて、生まれて初めて聞いた」と当時の印象を語る。「フランスの警察かなんかに録音されたらしい。確か…。リビヤかアルジェリアかなんかだったかもしれない」という。
「狙われたのは俺だけじゃなかったと思うんだ。しかし、皮肉な気がするが…。映画という文化を破壊してアメリカ崇拝を否定しようとするなんて筋違いだろう」とニュージーランド出身のラッセル・クロウは語る。
アカデミー賞会場へはFBIの護衛がついていたクロウだが、その日、クロウは映画「グラディエーター」で最優秀主演男優賞を受賞する。その後もFBIは、「ビューティフル・マインド」「マスター・アンド・コマンダー」の撮影中に護衛していたと言う。
「今でも、まったく何が起こりやがったんだかさっぱりわからない。なんだか、突然、俺はエルビス・プレスリーみたいな大物になった気がしたよ。どこに行くんでもFBIの護衛がついて来るんだからね」と語った。クロウは、自分でもプライベートのボディガードを雇って警備したという。
FBIからクロウが警告を受けたのはアカデミー賞の寸前、ゴールデングローブ賞でロサンゼルスを訪れた1月21日のことだった。ゴールデングローブ賞では、クロウは受賞できず、最優秀男優賞は「キャスト・アウェイ」のトム・ハンクスが獲った。
FBIはクロウがLAに到着すると滞在するホテルに現れ「誘拐の計画があるようです。残念ながら、本当のことです」と告げたという。
アルカイダはクロウがアメリカ人ではないと気が付いていなかったんでしょうか?それとも、”外国人のくせにアメリカの犬となりやがって…”の発想なのか。私は単純に、前者のような気もしますが。しかし、これが事前にわかったのに、なぜ911は避けられなかったのでしょうね。
