先週、マサチューセッツ州で「巨大サメ・フィッシング大会」が行われ、体重540キロという巨大サメが捕獲されて参加者を驚愕させたが、なんと第一位を逃してしまったという。
というのも、映画「ジョーズ」をほうふつとさせるイカツイ顔をした巨大サメが持ち込まれたが、参加締切時間に6分に合わず失格となってしまったからだ。
捕獲した漁師のひとりであるアレンさんは、木曜日にテレビ番組に出演して「無念でならない。いっぱい汗をかいて大乱闘のすえにやっとの思いで捕獲したのに。大会関係者は薄情者だ」と悔しさを語った。
アレンさんらは、この巨大サメの捕獲に2時間10分かかり、靴を履く暇も無いほど急いで沖から岸に向かったのにも関わらず失格となってしまったことに、今でも憤慨しているという。
もうひとりの漁師は「体長が9メートルもあるから、釣り糸ではまにあわず、ワイヤーを使ってコントロールした」と興奮気味に話す。巨大サメはイタチザメで、胃の中からは丸呑みされた大きなカメが無傷で発見され、サメは研究のために寄贈された。
漁師らは来年こそ優勝すると断言している。 早くも「来年は、6分早く漁を始めるぞ!」と今から意気込んでいる。
この巨大サメ捕獲に使った餌は「巨大イカ」だそうです。
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30年も経つのにいまだに「サメ」といえばこの映画を誰もが思い出すのはスゴイ。漁師さんも吊り上げるときは、あのBGMが頭の中をかけめぐったんじゃ?