2005年8月19日
「The 40-Year-Old Virgin(40歳の童貞男)」というタイトルを聞いただけでも興味をそそられちゃうけど、左のポスターを見ても、なんだか笑いがこみ上げてくる注目の映画が明日全米公開される。
「30歳の童貞」というなら百歩譲って話がわかるものの、「40歳」となるとむしろ怖い。そんな「あり得ないだろうけど、いや、この人ならあり得るかも…」と感じさせてくれる妙な説得力のある40歳の童貞笑顔をThe 40-Year-Old Virginポスターで見せているのが、主演のスティーブ・カレル。この人こそ、D級セレブから突然、大注目のA級セレブになってしまった人。
スティーブ・カーレルは、エミー賞を受賞したジョン・スチュワートの人気コメディ・ニュース・パロディ番組「Daily Show」(99~05出演)で、インチキ・ニュース・キャスターで顔が知られていた人。とはいっても、一般的には「あ~この人、ジョン・スチュワートの番組に出ている人だ」程度の認知度。
そして、大真面目な顔をしてアホなコトをとつとつと語りボケるカーレルのキャラクターが、バクハツしたのがジム・キャリーの「ブルース・オールマイティ」(03)で、ライバルのニュースキャスター役に抜擢されたとき。映画の中でも一番の笑いどころのひとつだった、ジム・キャリーが生放送中に”ゴッドパワー”でいじくってカーレルに仕返しをするシーンを覚えている人も多いはず。
カーレル自身も「自分の人生が変わったのは、”ブルース”のプレミア試写会のとき。その時、ウィル・フェレルやベン・スティラーといった大スターに初めてあった」と話しているけど、それが転機となって、その後ウィル・フェレル(トム・クルーズやジョニー・デップらを抑えて昨年一番稼いだハリウッド男優)の映画Anchorman: The Legend of Ron Burgundy(04)(邦題は俺たちニュースキャスター
で10月発売の模様。この映画はどーしよーもなく、くっだらないんだけど、特にギャングス・オブ・ニューヨークをパロったカメオ出演多数のシーンが最高にくだらなくて見モノ)に出演。これもまた、ニュースキャスター役。
そしてさらに“化け”たのが、2005年のNBCテレビのコメディドラマシリーズ「Office」の主演になった時。このドラマは元は英国BBCが制作し、アメリカでも放送され好評を得て「モンティパイソン以来のヒット番組」と言われた同名番組Office
(エミー賞受賞)を、アメリカ人キャストでリメイクしてゴールデンタイムで放送したブラックコメディ。カーレルはこのドラマで主演の勘違い中間管理職スコット部長を演じた。
そして、明日公開される映画「The 40-Year-Old Virgin(40歳の童貞)」では、主演だけではなく共同脚本も。タイトルや役者陣の地味さから、インディ・単館ロードショー系?と思いきや、全米2800館以上で拡大ロードショー公開され興行成績1位も狙えるというシロモノ。
とにかく、予告編を見ただけでも爆笑してしまうと同時に、「この人ホントにドウテイかも…」と思ってしまうんだけど、残念ながら(?)2人の子持ち。
右の写真はたくまし過ぎる胸毛を脱毛するシーンで、実際にカメラ5台を用意してガチンコでテープでひっぺがす脱毛をしたとか。よくみると、はがした後の肌にうっすらと血が浮いているのがわかるらしく、「絶対に他人にはおすすめできない。この世のものとは思えない痛さ」だったらしい。
まあ、今週末はどれだけのアメリカ人が「40歳の童貞サンの行く末」を見物しに、映画館に足を運ぶのかが楽しみです。
The 40-Year-Old Virgin 公式サイト 脱毛シーンで「ケリー・クラークソン!」と叫んでいるように聞こえるのだけど。これは「ホーリー・シット!」をごまかすための新しい技なんだろうか。うひゃひゃ
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