[ ABCな三面記事]
オーストラリアで83歳のおばあさんが、交差点を渡るのがゆっくり過ぎたとして罰金を課せられてしまった。しかし、「非情」だと激怒した地元住民のおかげで、おばあさんの違反は取り下げられることになった。
年金暮らしのおばあさんパット・ギャレンさんは歩く時は杖をつきながら歩いている。クィーンズランドのはるか北にある地元マランダ町で交差点を最短距離で渡ろうとしたのにも関わらず時間がかかりすぎて、30豪ドル(2500円)の罰金を課せられてしまった。
おばあさんの友人は「パットさんは罰金と言われて、泣いていいんだか笑っていいんだかわからない心境だったそうです。誰もが、この処置は間違っていると思いました。何より、彼女の年齢を考慮するべきです」と話す。
反則キップを切ったのは町を通りかかった警官だというが、警察ではこのキップを無効にすることにした。
「状況と世論の関心を考慮して、今回の違反行為はなかったことにしました」と警察。また「問題は解決しました。警察も謝罪しましたし。みんな笑って、今回のことはもう忘れてください」と新聞に語っている。
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**[この記事への直リン用URL]**2005年10月06日 17:25(米国時間)