太陽の当たらない村の住民が巨大鏡の建設を求める

太陽が降り注ぐイメージのあるイタリアで、北部のある小さな村の住民は巨大な鏡を設置したいと思っている。この村は極端に日照時間が少ないため、鏡を使って村に日光が当たるように反射させたいのだ。

スイス国境側のビガネーラ村の日照不足は深刻な問題だ。アルプス山脈に面した険しい山の谷間には、11月から翌2月までほとんど日光が当たらないため、ここにあるビガネーラ村では数週間に渡ってまったく一筋の日光さえ当たらないことがある。

村の女性は「ここはシベリアみたいよ」と語る。イタリアだというのに。

そこで考案されたのが、巨大鏡を置いて日光を反射させ、冬の間も村の中心部の広場に日光を照らす作戦。鏡はおよそ5メートルほどで、モーター付きで可動式を考えている。


これを考案したのは村長だが、真剣に取り組んでいて、すでにこの計画のための建築家も雇っている。

「巨大鏡を使えば、冬の間でも晴れた日なら5時間の日照時間が得られるはずです」と話している。

しかし問題は予算の壁。巨大鏡建設には10万ユーロ(およそ1300万円)の費用がかかるが、地域の政府ではそんな予算は調達してくれないという。

巨大鏡計画は夢のまた夢となり、ビガネーラ村の住民はまた、太陽のない冬を過ごさねばならない。

**[この記事への直リン用URL]**2005年11月09日 00:09(米国時間)

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