2006年2月20日

医者から首にスクリュードライバーを埋め込まれる
カテゴリー[ABCな三面記事]

kubi_screw.jpgハワイで医者からチタン製ロッドの代わりに、首にスクリュードライバーを移植された男性の家族が、この医者を訴えた。

当時73歳のアーツロ・イチュラルデさんのX線写真には、首にスクリュードライバーが垂直に埋め込められている様子が映し出されている。ロバート・リケットソン医師は、イチュラルデさんに手術を施している最中に、看護婦から首に埋め込むチタン製ロッドがもう残っていない、と言われた。

リケットソン医師はイチュラルデさんの麻酔がきれてこのまま脊髄が不安定のままであることに危険性を感じ、ロッドの代わりにスクリュードライバーを使用することにしたのだという。手術に参加していたフェルドメイヤー看護婦は、手術中にリケットソン医師から手術室を追い出され、手術が終わった後で他の同僚から話しを聞いた。

フェルドメイヤー看護婦は「リケットソン医師は、手術道具置き用のテーブルに使われていたスクリュードライバーを使っていた、と聞きました」と話す。フェルドメイヤー看護婦はこの出来事を上司に対して何度か話したが、黙っているように告げられたという。

イチュラルデさんの家族は、リケットソン医師と病院を告訴し、今週行われた裁判でリケットソン医師は「これしか方法が無かった。後ろにあったテーブルは殺菌されていて、ステンレス・スチール製でロッドと同じ直径のスクリュードライバーがあった」と話す。

2001年1月のにスクリュードライバーを埋め込まれたイチュラルデさんは、その後、3度の手術をしてチタン製ロッドに交換された。が、下半身不随になったイチュラルデさんは2年後に亡くなってしまった。

リケットソン医師はスクリュードライバーを取り出す手術もし、回収されたスクリュードライバーは看護婦によって、イチュラルデさんの家族の弁護士の手に渡った。

リケットソン医師に対しては今までにも医療事故の裁判が起き、オクラホマ州で医師免許停止処分、テキサス州で医師免許剥奪処分になっていた。このスクリュードライバー事件でハワイでも医師免許が剥奪され、今はカンザス州に引っ越しているが、開業は禁止されている。

記事を途中まで読んだときは、一瞬もしかしたら「型破りな赤ひげ先生、現る」なのかも?と思ったんですが…やっぱりトンでもドクターだったようで。

**[この記事への直リン用URL]**2006年02月20日 01:16(米国時間)

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