2006年3月14日

トムちん&サイトロを笑いものにしたサウスパークをサイトロ信者の”シェフ”が降板!
カテゴリー[ABCな米国テレビ]

SP-chef.JPG伝説的ソウルシンガーで71年の映画「シャフト」でアカデミー賞主題歌賞を受賞し、米人気アニメ「サウスパーク」の中で学校の給食コックとして働く”シェフ”の声の役でもおなじみのアイザック・ヘイズが、「サウスパーク」の降板を申し出ていることが明らかになった。ヘイズは「サウスパーク」スタート当初の97年からレギュラー出演していた。

発表されたプレスリリースによれば、ヘイズが所属する宗教団体を嘲ったエピソードに不快感を感じたためで「風刺というものがこの世にはあるものの、異教に対する不寛容で偏狭的な考えを風刺するのは、もう止めるときがきた。信仰心は人々にとって神聖なものであり、いつなんどきでも敬われ尊ばれるべきである。市民活動家としての40年やってきたが、信仰と教えの実践を軽蔑するこの番組をサポートできない」とヘイズは語っている。

クリエーターのひとりであるマット・ストーンはヘイズの声明に対して「ヘイズのいう宗教とは、サイエントロジーのことを言っているのは間違いない。今までに、クリスマスやユダヤ人をさんざんばかにしてきたときも、ヘイズは何も文句を言わなかったし、ギャラもたっぷりもらっている」という。

マット・ストーンがいうのは、昨年11月15日米国で放送された「トラップト・イン・クローゼット」のエピソードで、主人公のスタンがサイエントロジーに入り、サイエントロジーの創始者の再来だと思われるという話のことを指す。

そしてエピソードは、サイトロ信者で俳優のトム・クルーズがスタンの家にやってきて、クローゼットの中に隠れて出てこないという展開になる。そこでクルーズの元妻ニコール・キッドマンや同名トラップト・イン・ザ・クローゼットという話題のバカ・オペラを大真面目につくってしまった歌手R・ケリー(サイトロとは関係なし)、サイトロ信者俳優ジョン・トラボルタらが、トムちんをクローゼットから出そうと説得するといったストーリー。

このエピソードはアメリカで物議を醸したが、放送直後のインタビューでアイザック・ヘイズは「この話は見ていないけど、内容は聞かされた。彼ら(サウスパークのクリエーターであるトレイ・パーカーとマット・ストーン)は、なんでも皮肉るやつらだよ。信用していると痛い目にあう」と苦笑いしながら答えていた。

また、このエピソードに対してトム・クルーズがパラマウント側に放送しないことを要求し、イギリスでは放送されないことになったと言われている。

もちろん、「クローゼットから出る」というのは英語で「ゲイであることをカミングアウトする」という意味もあったりするので、このエピソードの隠れテーマはサイトロではなくてそっちの意味のほうだったりも…。だからトムちんご立腹なんでしょうが。

シェフのあの甘い声の「チョコレート・ソルティ・ボールズ」はもう聞けないんだろうなあ。

と、再来週あたりから米国ではサウパの新シーズンが始まるので、トレイ&マットもPRでテレビ番組に数多く出演するみたいなので、楽しみ。明日(15日)のレターマンにも出演らしいので、シェフの話も出るかな?また、マットがプチ切れするのだろうか…。

Trapped in the Closet サウスパーク公式サイト(英語)

**[この記事への直リン用URL]**2006年03月14日 14:32(米国時間)

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