2006年4月13日
カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のサンフェルナンドヴァレーで、横断歩道を渡っている最中に信号が赤になってしまった82歳のおばあさんに対して、警察から交通違反キップが発行され114ドル(13000円)の罰金が課せられていたことが明らかになり、警察には苦情が殺到している。
82歳のメイヴィス・コイルさんは、今年2月15日に5車線道路であるフットヒル大通りを横断していたが、ゆっくり歩いていたために信号が青い間に渡りきれず、ロス警察の白バイ警官から「交通妨害」だといって違反キップをもらってしまったという。
アメリカン・インディアン系のコイルさんは「本当にひどい話です。警官は自分が何をしでかしたかわかっていないような6歳の子どものように私を扱って」と怒っている。
ロス警察では、コイルさんを取り締まった警官の名前を公表するのを避けているが、この近辺で歩行者の事故が他の地域より多いことから取締りを強化したと説明した。
地元住民である78歳の男性も「この信号を渡ると、やっと半分横断できたところで信号が変わってしまうんです」と嘆く。テレビ局の取材によれば、同じ横断歩道を信号が変わる前に渡りきるには、高校生でさえ走らないといけないことがわかった。
市議会では警察にお年寄りにも問題なく利用できるような信号の設置を検討して欲しいと要望をした。
ところが、テレビでは違反キップを持ったコイルさんの姿付きで報道されたために、全米からサンフェルナンドヴァレー警察に電話とEメールで苦情が殺到。しかし、サンフェルナンド警察では、キップを切ったのはロス警察の警官で地元警察官によるものではないと、自分たちが大量苦情の被害者になっていると主張している。
ややこしいのですが、ロサンゼルス郡のなかにロサンゼルス市とサンフェルナンド市があって、いわゆるLAPD(ロス警察)はロサンゼルス郡全体を管轄しているということ。東京で言ったら、警視庁と地元警察の責任のなすりつけあい?みたいな感じかな?
83歳のおばあさんが交差点を渡るのが遅すぎると罰金を課せられた! こちらはオーストラリアで昨年に起こった事件。
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