2006年8月 5日
7月28日午前2時に自宅側のマリブのハイウェイを、Lexus LS 430で時速制限70キロのところを140キロ超えで運転しスピード違反で検問され、飲酒運転とわかり逮捕された俳優・アカデミー賞受賞監督のメル・ギブソン
のスキャンダルは、一週間たっても数時間ごとに新情報が駆け巡るような大ニュースで、クリントン大統領とモニカ・ルインスキー
・スキャンダル以来の大事件とまで言われている。
飲酒運転発覚までは、「またもハリウッドスターのトラブルか。しかし、メル・ギブソンまで…」といったところだったが、ユダヤ人警察官に事情聴取されたときに「世界大戦の全ての原因はユダヤ人のせいだ」とコメントし「おまえはユダヤ人か?」と発言したことがきっかけで、大スキャンダルに発展。
その後、警察の調書がメルギブに便宜を図るように改ざんされたのではないかといった疑惑があがったり、過去の反ユダヤ発言や反ゲイ発言、そして過去にも2度飲酒運転で警察官に止められたのにも関わらず、お咎めナシで済まされてハリウッドスター待遇されたことなどが問題に。
そして逮捕直前にメルギブがレストランバーで、ファンの女性客らと撮った記念写真(右下)が流出し、明らかに酔っ払っているメルギブの姿とともに、この女性たちのインタビューがTV放送されたり。。
メルギブはユダヤ人に対する謝罪氏、反ユダヤ主義ではないという釈明のコメントを発表したが、米ABC局は「ブレイブハート」でアカデミー賞最優秀監督賞・作品賞を受賞したメルギブが制作のTVミニドラマシリーズ「ホロコースト
」の計画を中止。しかし、ABC局の親会社であるディズニーが配給するメル・ギブソン監督・脚本の「Apocalypto(アポカリプト)」は予定通り12月8日公開のまますすめられているという。
「メルギブのスター生命の危機!?」が取りざたされる中、最新のCNNによる世論調査では、ギブソンが反ユダヤ主義だと思うと答えた人は全体の1/4で、ギブソンは反ユダヤ主義ではないというのは52%と、ギブソン有利な世論の意見が垣間見えた。
とはいっても、アテクシD姐は個人的に将来的にメル・ギブソンの主演や監督映画が見れなくなろうと、なんの感慨もないので、今後、メル・ギブソンがどうやって危機回避していくのかぐらいしか興味がないのですが、メルギブ・スキャンダルでようやくぐっときた話題が登場したので紹介。
俳優のロブ・シュナイダーが渦中のメル・ギブソンと仕事は一切しないと宣言した。今回のめるギブスキャンダルでこのような見解を公表した俳優はシュナイダーが初めて。
シュナイダーは業界紙ヴァラエティに、「ハリウッド・コミュニティに対する公開書簡」と題した広告を掲載し、反ユダヤ主義的な発言をして問題になっているメル・ギブソンを糾弾した。
『わたくし、ユダヤ人ハーフであるロブ・シュナイダーは、俳優・監督・プロデューサー・反ユダヤ主義のメル・ギブソン氏とは今後一切仕事をしないっことを誓います。
たとえ、ギブソン氏が私に「パッション2」の主役をオファーしようとも、Noといいます。
たとえ、ギブソン氏の新作「Apocalypto」でナレーターというオイシイ依頼がきたとしても、Noといいます。』と発表している。
まあ、ナニが面白いかといえば、ロブ・シュナイダー(父親がユダヤ人、母親はフィリピン人)がわざわざ「仕事断る宣言」しなくても、ギブソンは絶対にシュナイダーに仕事をオファーしたりしないってこと。シュナイダーは、90年代初めにSNLで有名になり、一時は「ジャッジ・ドレッド
」や「ホームアローン2
」に出演して性格俳優をめざして「コメディアンと呼ぶな」みたいな態度で、血迷って消えかかったこともあったけど、99年に本来の汚れ芸人丸出しの映画「デュース・ビガロウ 激安ジゴロ!?
」が大ヒット。今でもシュナイダー=デュースと呼ばれる代名詞に。(パート2も作られたけど、そちらはなかった方向で)
そんな誇り高き我らが汚れ芸人シュナイダーは、毎年アカデミー協会に「アカデミー会員にしてくれ」と書簡を送っているにも関わらず、アカデミーからは拒否の返事がくるばかりという”俳優”なわけで、ギブソン的にも「おまえなんかに言われなくても、最初から使わんわ!」ってな話なわけです。
とはいうものの、シュナイダーの「仕事断る宣言」のバカな面白さはメディアでも大きく取り上げられて話題性は十分だったので、ギブソンのイメージアップ作戦の一つで、シュナイダーを本当に起用!?なんてことがあったら面白いのだけど。
とはいえ、シュナイダーのようなギャグではなく、他のセレブたちの反応として目立ったところでは、「マーベリック」で共演した女優ジョディ・フォスター
。
フォスターはロサンゼルスタイムス紙の取材に「メルがアルコール依存症と長い間戦っていたのは、周知の事実。彼は正直で忠誠心があって、思いやりのある人。」と発言。
「私はアノ場にいたら、”ダメ。飲んじゃダメよ”と言ってあげたかった」と話している。
左の写真は、昨年9月にジョディ・フォスターが映画PRのために出演したTVトークショウに、メル・ギブソンが飛び入りで出演してジョディ・フォスターを抱き上げてステージを後にしたところ。
突然やってきてジョディ・フォスターを担ぎ上げたメルに会場は一瞬「あの男誰?フセイン?」みたいな雰囲気に包まれたものの、司会者のジェイ・レノの「名にやっているんだよメル!」で歓声があがったような記憶が。
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