2006年9月 5日

【続報】”クロコダイルハンター”スティーブさん 死亡直前の様子がTVカメラに収められていた

グレートバリアリーフでアカエイに襲われて亡くなったTVタレントのスティーブ・アーウィンさん(44)のお葬式を、国で執り行いたいという意向が政府から発表されていたが、スティーブさんの父親が「スティーブはどこにでもいる普通のヤツだった」という理由で、本人も国葬といった大げさなことは望んでないだろうと話している。

クロコダイル・ハンター」として世界の人に愛されたスティーブさんの死には全世界のファンが喪に服し、父親のボブさんは、たくさんのファンからのメッセージや声援に感謝しているとコメントし、スティーブさんは自分が大好きなことをしている最中に亡くなったと、生中継された記者会見で語った。

オーストラリアのハワード首相も、「アーウィン氏は最も偉大な親善大使でもあった。家族が望めば、国葬を執り行いたい」と話していたが、最終的な決定は妻のテリさんに委ねられる。66歳の父ボブさんは、配管業を営んだあとにクィーンズランドに引越し、1970年に爬虫類園を開業し、スティーブさんが野生動物に情熱を傾けるきっかけになった。

また、スティーブさんは胸に刺さったアカエイの毒針を自分で抜き、数分後に亡くなった。毒針を抜いている様子は、ビデオカメラに収められている。

ビデオを見たスティーブさんのマネージャーで長年の友人で映画「クロコダイル・ハンター ザ・ムービー」を監督したジョン・ステイトン氏は、「エイのひれの上にスティーブがやってきて、尻尾があがり胸に刺さった。スティーブはそれを抜いたが、数分後に逝ってしまった」と、「ビデオの内容を「最悪で、ショックだった」と語っている。エイに攻撃されたときのスティーブさんとの距離はおよそ90センチだった。

ビデオは一般に公開されず、検死の調査のために地元警察にコピーが渡されている。ステイトン氏は、「検死が終わったら、このビデオは処分されるべきだ。誰にも見て欲しくない」と話している。

警察は「エイが攻撃したとき、アーウィンさんがエイを威嚇したり攻撃したりすることは一切なかった」と説明している。

友人であるアカデミー賞俳優のラッセル・クロウは「私は彼の大親友だった。スティーブは今までもそうだったように、これからも究極の野生生物の闘士だ。大好きなスティーブの家族のために、そばにいてあげたい」と話している。

オーストラリアの国民的英雄で、アメリカでも単なる人気TVタレントではなくて野生を守るヒーロー的な存在だったスティーブなので、訃報はニュースでもトップ扱いです。アメリカ(多分豪でも)、アカエイの毒で死に至るケースがあるという認識が今までほとんどなかったようで、スティーブと同じようにTVで活躍する動物番組タレントも、「アカエイで事故にあって死亡したなんて信じられない」という話をしていました。

**[この記事への直リン用URL]**2006年09月05日 10:09(米国時間)

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