2007年1月30日
映画賞のクライマックスであるアカデミー賞の前哨戦としてあげられる重要な賞が、ゴールデングローブ(GG)賞とともに昨日行われたSAG(スクリーン・アクターズ・ギルド=全米俳優組合)賞。
ハリウッドの海外記者クラブが選出するGG賞も、俳優のための俳優による賞であるSAG賞も映画・テレビ部門にわかれているのだけど、昨日のSAG賞発表は拍子抜け。というのも、映画関連の受賞者は2週間前のGG賞とほぼ同じだったから。
まるでGGの再放送を見ているようで、「あー、アカデミー賞もこんな感じなんだろうな」とアカデミー賞に対するワクワク感が半減してしまった気がするし、受賞者のスピーチも感激にむせんだりすることなく、【普通に】進行。おととし「レイ」で主演男優賞を総ナメしたジェイミー・フォックスは、どの授賞式でもいつも激しく「やったぜ」感をあらわにしていたのにだんだんと嫌気がさしてきたのだけど、今思えば、フォックスのオーバーリアクションは賞レースには無くてはならないもので、やっぱり今年の受賞者にはジェイミー・フォックス感が足りない。足り無すぎる。泣いて取り乱せよ!ヘレン・ミラン!
意外性のあった受賞シーンもあったけど、どれもTV関連に関する部門。ただ、アカデミーやGGでの最優秀作品賞にあたりGGではドラマ部門が「バベル」、コメディ・ミュージカル部門が「ドリーム・ガールズ」に行った「最優秀キャスト・映画部門」が、SAGでは「リトル・ミス・サンシャイン」だったこと。
一番話題性があったのが、「グレイズ・アナトミー」がらみのニュース。GG賞のあとの記者会見で、アイザヤ・ワシントンが例のゲイ差別発言を否定し、逆に爆弾投下。ゲイ団体に謝罪したり、差別発言更生のためにリハビリ施設入りするという異例の展開にまでなっていたから。
最優秀女優賞が「グレイズ」のチャンドラ・ウィルソンというサプライズな受賞で、今年のSAGで一番新鮮味のある受賞とそのスピーチだった。ウィルソンは他の出演者が座るテーブルを見ながら「他のキャスト10人ぐらいがいるわね…あとはリハビリ入りしてるけど」と爆笑をさそったけど、みっともなかったのは最優秀キャスト・TVドラマ部門の受賞スピーチで、主演女優のエレン・ポンペオは、「ここにいないキャストの…」とワシントンの名前を言おうとするも間違えて壇上にいるキャストの名前を呼び、さらにワシントンの名前が出てこずに、小声で「誰か助けて」という始末だった。
となると、興味はセレブのファッションチェックになるのだけど、例年、地味なSAGだけど今年はいつもに増して華のあるセレブの来場が少なく、一番ビッグな女優がシャクレ・ブロンドのリース・ウィザースプーンか、夫アシュトン・カッチャーがマジでジャック・ブラックに見えたデミ・ムーアあたり。
そんな中、主演男優賞でノミネートされていた恋人ライアン・ゴスリングに同伴していた女優レイチェル・マクアダムスは、なかなかの目立ちっぷり。もちろん、ワーストドレスとして。ピンクのハイライトを入れているのも不評だけど、超ミニのワンピースもなんだか浮いているとかなり不人気。
おかげでGGでもワーストドレッサーのひとりとして名前が挙がることが多かった輝くニッポンの期待の星★菊池凛子たんが目立たなくってよかったのかも…。つうことで、菊池凛子たんファッション特集はコチラで。
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