2007年1月27日

拳銃の代わりにパチンコ携帯でパトロールしていたメキシコ警察
カテゴリー[ABCな海外三面記事]

米国カリフォルニア州と隣接する国境の町ティファナを取り締まるメキシコ警察では、この3週間、地元警察官はパチンコを武器としてパトロールにあたっていた。

英語でスリングショットと言われる、プラスチック製のY字部分にゴムをかけ、石玉を飛ばして相手を撃退するパチンコだが、こんな子どもの玩具のようなものが、本気でメキシコでは拳銃代わりに支給されていた。

というのも、この地域はドラッグの密輸ルートとなっていて地元警察との癒着がかねてから噂され、新大統領による対策で、地元の警察には拳銃没収となったからだったが、警察官のなかには丸腰で巡回パトロールに行くことを拒否する者もいた。

政府はティファナ地域に3000人の軍と連邦警察を送りドラッグ犯罪の撲滅にあたり、この間、犯罪に加担しているものがいると噂されていた地元警察への捜査も行われ拳銃没収となっていたのだ。

だが、地元ではこの間にティファナは危険にさらされていたと怒り心頭。昨年の同時期3万人に比べて検挙数は半分以下の1万1千人だった。しかしドラッグに絡んだギャングの犯罪はティファナでは深刻で、昨年は300人がギャング関連の犯罪で死亡し、うち13人は警察官だった。

国境の検問所で100ドル札を渡された警察官が、車両を素通りさせている姿が監視カメラにおさめられていたりで、現在のところ、今回の摘発で6人の警察官に容疑がかかっているとか。

**[この記事への直リン用URL]**2007年01月27日 09:41(米国時間)

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