2007年2月22日

元タクシー運転手判事が号泣判決の異例「アナ・ニコールの遺体はバハマで息子と…」

2月8日に亡くなったアナ・ニコール・スミスの遺体の埋葬場所について、昨年結婚式を挙げ娘ダニエルリンちゃんの証明書上の父親になっている弁護士のハワード・K・スターン氏と、元恋人の写真家ラリー・バークヘッド、そしてアナ・ニコールが死ぬまで憎んでいた実母のヴァージーさんの三つ巴の争いが行われていたが、今日、一応の決着をみた。

スターン氏は昨年急死した20歳の息子ダニエルさんが眠り、アナ・ニコールの最後の自宅があったバハマの埋葬を希望。母ヴァージーはアナ・ニコールの出身地であるテキサス。バークヘッドは、生前アナ・ニコールが「マリリン・モンローのお墓の側に眠りたい」といっていたことから、カロフォルニア州ロサンゼルスを希望していた。

4日間の公聴会はテレビで生中継されバークヘッド氏がアナの薬物依存を証言したことでも話題に。交際していたころに、何度もアナに薬物を止めさせようとしたが、次から次へと薬物がアナ宅に持ち込まれ与えられていたと証言。アナに薬物問題に関して黙認していた可能性がある人物として判事がスターン氏を名指しした。

また、裁判の進行も異例だった。木曜日午後に出された判決では、シードリン判事が感極まり、涙ながらに「アナ・ニコールは、バハマで息子ダニエルさんの横に埋葬してあげて欲しい。ふたりを一緒にしてあげて欲しい」と訴えたが、結局の裁定は、【娘ダニエルリンちゃんの後見人とされている人物の判断によるということで、リチャード・ミルスタイン氏がアナの遺体の管理権を得たが、ミルスタイン氏も【バハマに埋葬する】と話している。

判決後の記者会見では、バークヘッド氏は判事の判決を「これがアナ・ニコールにとってベストの方法」と支持したものの、母ヴァージーさんはこれを不服として上訴する見通し。

しかし、今回の裁判で一番の注目を集めたのが、ラリー・シードリン判事。アメリカでは身近な訴訟を扱い、判事が実際に判決をくだす裁判番組が数種有り、お茶の間の人気を集めているが、シードリン判事のコメントや態度は、オーバーアクションでドラマチック、法廷内を笑いの渦で巻き込むようなボケ突っ込みもしょっちゅうだった。まさに裁判番組かSNLのコントをみているようで、エンターテーメント性が高く面白いのだが、疑問の声もあげる司法エキスパートもいたり、「陪審員なしですすめられる法廷では、このような判事の態度はいたって普通」と言う専門家もいたりだった。また、シードリン判事は実は本当に自分が出演するTV番組ができることを狙っているとの噂も伝えるメディアもあった。

そして何より面白いのがシードリン判事の経歴。ニューヨークのブロンクスでタクシーの運転手をしながら、夜間学校で法律を学んだ。28歳のときに、史上最年少でブロワード郡の判事になったという。

最初の動画は、ぶっ飛んでいるアナ・ニコールで、なんと妊娠8ヶ月のもので、ベビーカーに入っているのはお人形だけど、なぜかピエロのメイク。

ビデオを撮りながら語りかけているのはスターン氏で「マッシュルームでトリップしているの?冗談だよ」といいつつ、別のシーンでは「このビデオは金になるな」と呟くスターン氏がこわい。このビデオはTVで放送され、後に裁判でも証拠として使われたけど、裁判でスターン氏は「アナはうつ病の薬を多く飲んでいた。アナは普段からこういう喋り方をして、別にハイなわけではない」とコメント。

ピエロも言動も変だけど、なんだか妙にかわいいような気もしちゃうんですけど。

**[この記事への直リン用URL]**2007年02月22日 21:48(米国時間)

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