2007年5月24日

第6回アメリカン・アイドル・ファイナル!優勝者よりも気になるサンジャヤの話はやはりしておかないと!
カテゴリー[アメリカン・アイドル]**2007年05月24日 07:51(米国時間)

今までにも「どうしてサンジャヤが残っているんですか?」「サンジャヤはアメリカでは本当は一番不人気だって聞きましたが本当ですか」といったメールをもらっていたんですが、今年のアメリカン・アイドルは正直、途中からどうでもよくなっていたので、もういいやと思っていたのだけど、昨日のファイナルを見ていて、これじゃ勘違いした人続出のままで終わってしまいそうなので、やっぱり記事をUPすることにしてみた。

ファイナルの得票数は7400万票で、ブッシュ大統領が当選したときの投票数より多いであるとか(選挙権があるのは18歳以上の市民権保持者だし、AIは実質複数回の投票があるとか、単純比較はできないけど、まあ凄い数であることは間違いないし)、確かに投票総数は過去最高だとか、シーズン途中で行ったチャリティ特番では物凄い豪華ゲストの24時間テレビ状態になって、7000万票が集まり、なんと募金額が6000万ドル(72億円)という数字になったことも凄い。それに今年からは、ゲスト歌手がグウェン・ステファニージェニファー・ロペス、ボン・ジョヴィ、マルーン5やグリーンデイと、めちゃめちゃ豪華&若向きになり、が、どこかおかしかった。

実際、今年のファイナルの視聴率は昨年に比べガタ落ちで3070万人、昨年(5)の3640万人、シーズン2は3800万人、シーズン3は2880万人、シーズン4は3030万人だった。

とにかく今シーズンの話題は「サンジャヤ現象」。インド系の父親とイタリア系の母親を持つ17歳の少年で、最終的にトップ7まで残ったのだが、実は最終ラウンドの12人に残っただけでも「おかしい」といわれてた。

サンジャヤには【歌唱力がまったくない】【トップ12の実力が無い】との声が上がり、ネット上で数シーズン前からもりあがっている「最低の出場者をアメリカンアイドルにしよう運動」サイトで、サンジャヤに投票を!との呼びかけが集まり、移籍金30億円で有料デジタル・ラジオ局に引き抜かれた全米ナンバーワンでカリスマ的人気のハワード・スターンも「アメリカで最も国民がみているアメリカン・アイドルなのに、どうなっているんだ・サンジャヤには実力がない。あんなヤツが残る番組はアメリカン・アイドルじゃない。あんな番組つぶしてしまえ。そうだ、サンジャヤに投票してあいつをアメリカン・アイドルにすればいい」とアンチな組織票が集まったという運動が巻き起こった。毎週サンジャヤの歌がボロボロなのに、ボトム3にすらほとんど入らずに居残り続けられたのはこの組織票の影響力もあっただろうし、実際、サンジャヤが落ちてからは、興味が無くなったひとが増えたのか、視聴率は下降しはじめた。

なにもこれはネット上や一部のマニアだけで話題になっていた話ではなく、サンジャヤ逆投票は、テレビで毎日のように取り上げられて、AIリザルトデイの翌日は「今日もサンジャヤは残りました」とどこでも話題になり物議を醸していたので、おそらく純真な子どもとおじいさんおばあさん(と英語がわかんない人)以外は知っているはず。

とにかく、昨日のファイナルを見てもやっぱりサンジャヤが残っていたのはどうかと思う。サンジャヤが落ちた直後の審査員サイモン・コーウェルは「サンジャヤを好きになりかけていたのに、来週から見れなくなると思うとさびしい。いや、本当に。なんかホラー映画を見ているような気持ちだった」と皮肉たっぷり。

ブレイクのファションセンスもいい加減にして欲しかった
司会のライアン・シークレストのラジオ番組にNE-YOが出演したときも、本気でサンジャヤを知らないらしかったNE-YOは「みんながサンジャヤをプロデュースしろってうるさいんだ。誰なんだそれ?みんな面白がっているだけだと思うけど、どんな歌手なんだ?ライアンに聞けばわかるってみんな言っていたけど」と話し、ライアンは「いろんな髪型をして登場してその姿が話題になったりして一大センセーションになったんだ。歌手としてはいい歌手だと思うけど、アメリカン・アイドルでベストな歌手ではないのは確か。歌手としてはそういった評価」とオトナな発言。

が、逆投票があったにせよ、そこまでサンジャヤが残ったのはなぜだ!?ということも物議の的になり、「やっぱり、サンジャヤが残ってしまうほど、今年のほかの出場者のレベルが低い」ということもナットクせずにはいられない。

「本当にサンジャヤはもしかしたら人気があるんじゃ」という意見に関しては、サンジャヤは子ども(小学生ら)に人気がなぜかあるらしく、ファイナルでも泣いていた女の子は12だか13歳。シーズン中にも大泣きになった顔が話題になったが、実はこの子は同じスタジオで収録していた別番組の観覧にきていた子だったのだが、サンジャヤがリハをしだすといきなり泣き出し、止まらなくなってしまったことをAIのプロデューサーが面白がり、AIの観覧につれてきたのだった。名前はジェシカちゃん。実際、ディズニーの人気子どもドラマ番組でカントリー歌手ビリー・レイ・サイレスの実娘が主演の「ハンナ・モンタナ」にゲスト出演する話があるとか。

ところでサンジャヤは姉といっしょにオーディションを受けたことでも有名だけど、家族関係に関しては、両親はおさない頃に離婚。サンジャヤは母親と義父と暮らしていたが、AIの家族観客席でひときわ目立つ露出度の高い服を着ていて”ママジャイヤ”と呼ばれた母親は自宅のガレージでマリワナを310鉢も栽培していたとして警察に摘発され、刑務所暮らしをしていたことがある。

そして昨日のファイナル。サンジャヤは優勝できなかったルーザーのひとりにすぎないのだが、上記のような妙なセンセーションがあって特別扱い。なんと、エアロスミスのギタリストであるジョー・ペリーを従えてのパフォーマンス。私としては、本気でジョー・ペリーを見損なったというか、あきれて嫌いになりそうだったのだが、サンジャヤとのあとでケリー・クラークソンともコラボしたさいに、やっぱりジョー・ペリーを惚れ直した。

というのも、サンジャヤとのコラボが終わったあとは、普通にそそくさとステージをあとにしたのだけど、ケリーとのあとは笑顔でステージ上でハグして「よくやったな、ケリー」的なリアクションをしてみせた…という気がする。本当はもういっかいサンジャヤのコラボを見直すべきなんだろうけど、それも嫌。あ~とにかく来年は豪華なスターに負けない実力・味のある出場者の登場を期待します。

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