2007年5月10日

「死ぬと思って財産を使い果たしてしまった!」と英62歳男性が賠償を求める
カテゴリー[ABCな海外三面記事]

イギリスで62歳の男性が、余命わずかと宣告され老後のたくわえを使い果たしてしまったものの、元気に生き延びてしまい、医師や病院の国民保健サービスに対して損害賠償を求めている。

ジョン・ブランドリックさんは2年前に7センチの腫瘍が発見され、末期のすい臓がんで【余命6ヶ月】と診断されてしまった。ジョンさんは残りわずかな命を優雅に過ごそうと、仕事を辞め、住宅ローンの支払いも止め、老後のたくわえでホテルやレストランでのバケーションに使った。

その一年後、イギリス南東部にあるロイヤル・コーンウォル病院で、ジョンさんは膵(すい)炎にはかかっているものの、死に至る病ではないと診断された。

「私の人生はめちゃくちゃになってしまった」とジョンさん。「がんにかかって余命ないと医者から確かに言われたのに」というジョンさんは、車も衣類もすべて処分してしまっていたのだ。

ジョンさんは裁判沙汰にはしたくないというが、「誤診をしたなら、それなりの償いはして欲しい」と言っている。ジョンさんは唯一残っている自宅で暮らしているが、こちらも差し押さえの危機に晒されている。

「今は夏服しか持っていない。冬が迎えられると思っていなかったから。他の服はチャリティに出してしまった」のだが、スーツ一式だけは死んだときに着せてもらうためにとっておいてある。ジョンさんは自分のお葬式の手配もすでにしていたのだ。

病院側は「はっきりとした証拠がない」として、誤診を否定しているが、ジョンさんは余命わずかであると説明された書類をもらったと話している。

**[この記事への直リン用URL]**2007年05月10日 09:52(米国時間)

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