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今回は、アメリカの食事情について、ちょっと真面目に語ってみたいと思います。 なんてったって、出典はアメリカ合衆国農水省(USDA)です。たまには、アカデミックに決めてもいいかと。
左の図は、アメリカでなら誰でも子供の時に習う「食品ピラミッド(Food Pyramid)」。
食品を無理なく、バランスよく摂取するにはどうしたら理想的か、というのを図式化したものです。ピラミッド型を用いているため、底辺にある食品ほど分量を多く採り、上に行くほど少ない摂取を心がける、というものです。
例えば、乳製品と肉・卵は一日に各2.3サービング(人前)、野菜は3-5サービング、穀物は6-11サービングといった要領で。この場合、食品によって1サービングの量は異なって、牛乳ならコップ1杯、肉なら60-90グラム、パンなら食パン1枚、という事です。
だから子供達は「お肉よりも、野菜やフルーツをいっぱい食べようね。大きくなるにはパンやパスタも大切だよ。」と教わるのです。教室では、黒板のピラミッドを先生が指差して、「この一番下には、どんな食品があてはまるのかな?」なんて授業が行われるのです。食品摂取のバランスが子供にも分かりやすくて、とてもいいですね。
???では、なんでアメリカ国民は太っている人が多いのか?
「太っている」と語弊があるかもしれないけど、実際にある調査によれば25歳以上のアメリカ人の80%はBMI(標準体重=身長(m)2×22)による指標より体重があり、さらに33%は、標準体重より20%も重い。だからこそ、子供のうちから、「食品ピラミッド」で栄養バランスを指導している、ともいえるんだけれど、この肥満化傾向は1983年の調査から増加傾向をたどっている。
じゃ、「食品ピラミッド」にならった一度に理想的な栄養が取れる食事ってなんだと思う?
それって「ピザ」なんだよ
!ダイエットの天敵じゃん。 そりゃ、穀物(ピザクラスト)、野菜(タマネギ、トマト)、乳製品(チーズ)、肉(ハム、サラミ)は一度に取れるけど。その上、ピザと一緒にコーラがぶ飲みするでしょ、アメリカの民は。私もそうだけど。
私が思うに、この「食品ピラミッド(Food Pyramid)」の落とし穴は、
ずばり一番上の
"Fats, Oils &
Sweets USE SPARINGLY"(脂肪分、油製品、糖分の使用は控えめに)
例えば野菜に関しては「1日にカップ1杯のサラダを2-3人前」なんて事細かく指導してるのに、何故に一番肥満や高血圧、成人病に悪影響のある脂肪分、油製品、糖分の量を明記しないのかいな。”控えめに”だなんて。
トーストにバターとジャムを山盛り塗って食べる人にとっては、「今日はバターは止めて、マーガリンにしてみました」だって、その人にとっちゃ、”控えめ”だろうし。そんな、おおらかな国民、アメリカ最高。
とはいえ、食品ピラミッドHPには「日本食用の食品ピラミッド(
ttp://www.semda.org/info/pyramid.asp?ID=10)」もあって、親切。
どのくらい親切なのかというと、「穀物」の中には、”Bean Noodle"といった見当のつかない食品や、”複合食品”には「Fish
Cake(魚肉と穀物。ああ、”つみれ”ね)」「ツナ ノラマキ」「キュウリ ノラマキ」(ノラマキって‥。猫でも巻くんかい。)なんて紹介してくれてて、親切でしょ。おまけにアメリカ風日本料理としてChicken
with Mandarin Oranges)(鶏肉のみかんソテー)なんてレシピ付だし。
まあ、こうやって改めて見ると、昔ながらの日本食って本当にヘルシーよね。なんていいながら、私はアメリカに引っ越してから相当痩せた珍しい人間ですが。
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