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アメリカ食事情
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スッラピー・ジョー(Sloppy Joe)

もし、あなたがタマネギたっぷり、合いびき肉で作った熱々のハンバーグをアメリカ人に振舞ったら、「おいしいミートローフだね、ハニー。」なんて言われるかもしれません。そこで「何いってんの!これはハンバーグよ!このぼけかす」なんて喧嘩しちゃーいけません。それが今回のテーマ。前出の「スラッピー・ジョー」の曲の中にも登場した「ミートローフ」です。

ハンバーグとミートローフ、非常に似ています。基本的にミートローフとの違いは、フライパンで焼くか、オーブンで焼くかの違い。ミートローフは、タマネギや卵、パン粉(crumb)と牛ひき肉・ハーブを混ぜ合わせ、ミートローフ型(パウンドケーキ型みたいなもの)に入れ、オーブンで1時間以上かけて焼きます

時として、にんじんやピーマンのみじん切り、マッシュルームやトマトなど、ま、口の中にいれてもおかしくない固形状のものを混ぜ合わせたり、たまーに豚肉のひき肉をあわせたりするみたいです。(豚のひき肉は、アメリカの一般的なスーパーでは極稀にしかありません)

で、ご存知アメリカの国民食「ハンバーグ」は、実は日本のハンバーグの作り方よりもっと簡単で、何にもいれずに牛肉100%のみもアリです。タマネギを入れるときももちろんありますが、めんどくさがりなアメリカ人はタマネギを炒めた物を入れるのではなく、市販のドライオニオンを使ったりするのも一般的なようです。(タマネギがカラメル状に炒めてドライになったものに味がついてる。確かに、旨い。)それを、パテ状にして、フライパンで焼くのがハンバーグ

いずれにしろ、アメリカのひき肉はほとんど赤身で、スーパーで売っているときも93%赤身とか85%赤身と表示してあります。日本で食べるハンバーグは脂身でかなりジューシーな感じですが、アメリカのハンバーグはかなり「肉!」の味が濃いです。と、いうわけでアメリカのハンバーグの味は「牛の肉!」なので、日本の家庭の味のハンバーグが、「ミートローフ」っぽいといわれてもしょうがありませんな。怒るなかれ。

ただし、その「ミートローフ」が「ロッキーホラーショウ」のエディ役の「ミート・ローフ」で言われていたら、怒ってもいいです。回し蹴りでもなんでもしてください。

もともとは歌手で、「ロッキーホラーショウ」後に発表された70年代のアルバム「Bat Out Of Hell」は3000万枚以上も売り上げた「ミート・ローフ」。私としては93年に「Bat Out Of Hell II」が発売されたとき、散々MTVに出ていて夢でうなされた時の印象が”歌手”ミート・ローフとしては強いですが。(後者も1800万枚以上売れたらしい)

「ロッキーホラーショウ」はもちろん、最近では「ファイトクラブ」の睾丸癌友の会(だっけ?)のボブ役でのほうが、歌手よりなじみがありますけどね。Robert 'Bob' Paulsonよ、永遠なれ。偉大なるスペース・モンキー