
日本に居た頃の随分むかしの出来事ですが、レストランで食事をしていたとき、同席していたアメリカ人の友人がおもむろに頼んだ「Shrimp
Cocktail(シュリン・プカクテル)」にはびっくらしました。
「エビが、カクテルになってるだべか?エビ入りのお酒?うげェェェェェェェ!!!!」(私はバリバリ東京出身ですが)
と勘違い。
この衝撃は、私が17歳の時、大好きだった先輩がオサレなバーに連れて行ってくれて、「大学生はこんなオサレなトコ、毎日来るべか」(しつこいですが、私はバリバリ東京出身)とドキドキしながらメニューを見やってると、くわえタバコで先輩がウェイターさんに「(おまえは)飲み物何にする?あ、俺は甘めのコックテイルお願い。」と言い放った時以来の衝撃でした。タバコの紫色の煙があれほどまでに切なく消えていった事はありません。
ま、そんな事はどうでもいいんですが、「シュリンプ・カクテル」はゆでたエビをカクテルソースにつけていただくアメリカでもポピュラーな前菜のひとつです。
カクテルソースには色々なレシピがありますが、基本的なものは1/2cupづつのケチャップ、チリソースに、レモンまたはライムを大匙1杯、小さじ半分のホースラディッシュ(わさびと大根の中間のような野菜)、とウスターソース
、塩をお好みで混ぜるだけ。
中にはチリソースを使わずに、水と酢で薄めるレシピなんていうのもありますから、お味はご想像の通り甘いです。基本的に。むしろ甘ったるいです。
まあ、中華のエビチリ炒めだって結構甘いし、エビに甘いソースは合わないとはいいきれません。でも、絶対に許せないのが、アメリカでは
貝類をこのカクテルソースで食わにゃならん事!最近は日本でもそんな店あるけどね。なってないね。
ウチの旦那さんは肉好きなので外食の際、"思いっきりシーフードなレストラン"に連れて行っても食べるものがありません。そこで、
旦那さんがハンバーガーも食べられて、私の「たまには生牡蠣でも食いたい!」という日本人的欲求
(特に私は冬場は週2で生牡蠣を食しておりました)を満たせてくれる店が、「HOOTERS」です。
「HOOTERS」は、俗語で「おねえちゃんのおっぱい」という意味なんですが、アダム・サンドラーの映画「ビックダディ」のラストのパーティシーンでもでてくるチェーン店です。一言でいえば、「明るいスポーツバーwith綺麗なお姉さん」。
左のようなお姉さん方がウェイトレスで、女の私でも目のやり場に困ります。このHooters
Girlsは、素人さんなんですが毎年カレンダーを出したり、ポストカードを出したり、日本のJALのスッチー的存在です。(
なんてことを思っていたら、本当に航空業界に乗り出した!)ここで誕生日パーティをしたり、バチェラーパーティをしたりするのがアメリカの殿方の安上がりな夢でもあったりします。
で、この店のメニューには「生牡蠣」があります。しかし、注意書きに
「当店では万全を期して生牡蠣を提供しておりますが、生牡蠣には特有のなんたらバクテリアがおり、それが食中毒症状を引き起こす事があります。当店では、そのような症状が出た場合一切の責任を持ちませんので、その事をご了承いただいた上で、ご注文ください」
こんな事言われて、頼めますか?ええ、頼みますとも。生牡蠣12個で、1500円程度だもん。日本だったら、2個で1500円ぐらいでしょ?もちろん、生牡蠣なんて食べるのは私だけだから、一人で平らげます。12個全部ね。
でも、問題はやはり生牡蠣もカクテルソースで食べなければいけないこと。
何回か通っているうちに「やっぱり生牡蠣は、ポン酢で食べたい!」という衝動に駆られ、ポン酢を小瓶につめて持ち込みました。待ちに待った生牡蠣たちが私のテーブルへ運ばれて、HOOTERSガールのお姉ちゃんが去った瞬間、小瓶を開けると、周囲に「ぷ〜〜ん」と酸っぱい臭いが‥。
そして、周りの目が一斉に私のほうへ向いた
かと思いきや、あのお姉ちゃんが振り向きざまに駆け寄ってきて、「ちょっと待って!この牡蠣へんな臭いがするわ!靴下の臭いみたい!取り替えてくるわ!」と、お前の靴下はポン酢臭かよ
、と突っ込む間もなく生牡蠣を持ち帰ってしまったのです。しかし、厨房から帰ってきた彼女は、「ごめんなさい。今日出せる生牡蠣はあれが最後だったの‥。」と。
ということで、ポン酢で生牡蠣を喰う大作戦
at HOOTERSは失敗に終わりました。逆に「今日出せたぎりぎりの生牡蠣」を食べなくてよかったのかもしれないけど。 フーターズの面接・着替え風景を盗撮82名
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