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【良作揃い!2015年上半期スタートの新・海外ドラマ】D姐的ベストシリーズ・ランキング発表!

2015年上半期に全米でスタートし、アテクシD姐が個人的に気に入ったオススメの新ドラマたちをランキングで一挙ご紹介します!



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昨今のアメリカではTVドラマのクオリティが今まで以上にUPして、劇場公開映画と変わらないと言われるほど。私も常々、個人的に面白かった海外ドラマの新番組をランキングで紹介したいと思っていたのですが、ランキングというからには少なくとも5本は無ければ...しかしなかなか5本揃わない...というジレンマが続いておりました。が!今年上半期にスタートしたドラマはマジ豊作!豊作過ぎて5本に絞るのが大変で、結局トップ10作品を列挙させていただきました! どれもオススメですので日本で見かけたら是非チェックしてみてください。ちなみにエミー賞の対象は2015年5月31日までに放映開始が対象になりますので、この記事のランキング対象も5月31日までにスタートしたシリーズになってます。


TVDrama-2015Q1-2-BestSeries.jpg1.「Better Call Saul」(ベター・コール・ソウル)

出演:ボブ・オデンカーク、ジョナサン・バンクス、マイケル・マッキーン
製作:ヴィンス・ギリガン(「ブレイキング・バッド」「Xファイル」)
放送:AMC 2015年2月8日~全10話
ジャンル:ドラマ、犯罪・事件、ダークコメディ、人情モノ


アメリカで社会現象的人気の真っ最中にシーズン5で終了してしまった名作「ブレイキング・バッド」は、がんを宣告された元高校の化学教師が家族に遺産を残すためコカインの密造を始め、やがて巨万の富と敵をつくり闇世界の謎の大物ハイゼンベルクとなった壮絶な男ウォルター・ホワイトの一代記(番組が人気絶頂のなかで終了せざるを得なかったのは、番組中に登場する密造工程がリアル過ぎて、本当に製造できてしまう...と問題になり、圧力があったという噂も)「ゴッドファーザー」「スカーフェイス」にダークコメディ的要素を加えたドラマと言ってもいいでしょう。そこでコメディ番長的立ち位置だったのが、主人公の弁護士ソウル・グッドマン。弁護士免許剥奪スレスレの悪知恵で、ウォルターたちの裏稼業を隠匿するわけですが、怪しすぎるけどどこか憎めない性格とわかりやすいダサいファッションで、シーズン2にたまたま出たちょい役が人気を集めてレギュラー出演に昇進、ついにはスピンオフまで製作された、というのがこのシリーズ「Better Call Saul」(ベター・コール・ソウル)です。


正直、期待する反面、「ブレイキング・バッド」があまりにも面白すぎたので、「ソウル」はたいしたことないんじゃないかという懸念と不安さえファンの間では起こっていたのですが、とんでもない!「ブレイキング・バッド」の映像テイストを引き継ぎつつ、それぞれのキャラクター描写をとことんまで掘り下げ、ニク過ぎる伏線と回収でストーリーが展開するというクリエーターのヴィンス・ギリガン(「Xファイル」脚本)の手腕が冴えまくってます!物語はブレイキング・バッドの最終回=大惨劇があった11年前の話で、準主役のマイク(ジョナサン・バンクス)が「ブレイキング・バッド」ではソウルの片腕的存在だった、という大前提さえ抑えておけば、ブレイキング・バッドを観ていなくても、十分に楽しめるでしょう。(とはいえ、間違いなく「ブレイキング・バッド」も観たくなるとは思いますが)"ソウルはやっぱり弁護士になる前はヤヴァい奴だったんだ!(過去の回想シーンはもっと髪フサフサにしてあげようよ...)でも兄も弁護士ってエリートじゃんw え!?ソウルって実名じゃないの!(これは「ブレイキング・バッド」で自己紹介した時に自白してはいるんですが)""マイクの過去も壮絶だな、おい!"と明らかになる事実に毎回ぶっとびますが、これらのストーリーは要はスピンオフ製作決定の"後づけ"なわけですから、それでここまで緻密なストーリー&人間関係とキャラクター設定ができているということに一番ぶっとびます。


ちなみにソウルを演じているボブ・オデンカークは、マーティン・フリーマン/ビリー・ボブ・ソーントン主演の2014年ミニシリーズ「ファーゴ」にも人がいいけど出来損ないの警察署長で出演していますが、もともとはコメディアン&放送作家。アダム・サンドラーやクリス・ファーレイ、マイク・マイヤーズが居た頃のSNLで放送作家をし、「ベン・スティラー・ショウ」などに出演、デヴィッド・クロスとのモンティ・パイソン的なコメディ番組「Mr SHOW ウィズ・ボブ・アンド・デヴィッド」では数々のエミー賞にノミネート。その後も数多くのTV番組の製作に携わり、コメディ映画を数本監督し、最近では俳優として活躍し「ブレイキング・バッド」でまさに俳優としてブレイクしています。クセモノな兄を演じるマイケル・マッキーンは映画『スパイナル・タップ』などでも有名なコメディ俳優ですが、実はオデンカークが放送作家だった頃のSNLに短期間レギュラー出演もしています。個人的にも大好きなボブ・オデンカークの今年のエミー賞に超期待っ!



TVDrama-2015Q1-2-BestSeries.jpg 2.「Daredevil」(デアデビル)

出演:チャーリー・コックス、ヴィンセント・ドノフリオ、ロザリオ・ドーソン、デヴォラ・アン・ウォル、スコット・グレン(ゲスト)
製作:マーベル、ドリュー・ゴダード(『キャビン』『ワールド・ウォーZ』「ロスト」)
放送:NETFLIX(ネットフリックス) 2015年4月8日~全13話
ジャンル:アクション、アメコミ、スーパーヒーロー、犯罪・事件


ベネディクト・カンバーバッチの「シャーロック」が待ちきれず、シャーロックロス状態になっている乙女心の喪失感を埋めてくれたのが、このデアデビルでした!子どもの頃の事故で盲目になり、視力を失った分、超人的な四感を得たがためにデアデビルとなるマット・マードックを演じるチャーリー・コックスが最高なんです!武道的なアクションのキレのよさも鳥肌ものですが、弁護士ですからね(鼻息)!もう頭のキレも抜群なのです。それにチャーリーの笑顔がかわいすぎます(*´艸`*)


かつてベン・アフレック主演で映画化された作品を見返す必要も、思い出す必要もありません。むしろ無かったことにして見ていただきたい、この新「デアデビル」。マーベル・シネマティック・ユニバースとしてTVドラマではネットワーク(日本でいう地上波)米ABC局で「エージェント・オブ・シールド」「エージェント・カーター」が製作されていますが、こちらはエンタテーメント界の常識を覆して、アメリカの国民生活にまで影響を及ぼしているというウェブテレビジョン「NETFLIX(ネットフリックス)」の製作・ストリーミングなので、面白さのベクトルが全然違うのです!


例えば映画『アベンジャーズ』はアメリカのレイティングシステムでPG13(13歳未満は保護者の指導が必要)なので、暴力・性表現などもマイルドだし、ましてや地上波テレビ放送の「エージェント・オブ・シールド」はさらに控えめ。しかし、この「デアデビル」はなんでもアリのNETFLIXなので、暴力描写も「え?これイイの?!」と一瞬たじろぐレベルのエグい大胆さ。劇場映画だったら間違いなくR指定映画です。これはもともと犯罪と貧困の極めて厳しいNYのスラム街ヘルズキッチンを舞台にしていて、ラスボスのフィスク(キングピン)もマーベル史上最高に凶悪であるという世界観には最適であり、"グラフィック・ノベル"を見事に映像化しています。さらにネットフリックスはストリーミング初日に13話を一挙視聴可能にするのですが、むしろ1時間の13話モノというより、13時間の映画と言うべきクオリティ。(←これがビンジウォッチング(イッキ見)の習慣を生み出し、アメリカ人のライフスタイルにまで影響しているわけです)


ちなみにシーズン2の製作も既に決定してますが、シーズン1は「デアデビル:創世記」といったところ。いつもどこからともなく無敵のスピードでやってくるマット・マードックは全身黒&ヘッドバンドの目隠し状態(←これがまたカッコイイ)で、実質的にはまだ「デアデビル」になっていないので、全身タイツっぽいアメコミのコスチューム苦手かも...という女子にもオススメ。シーズン2でヴィランとしてブルズアイが登場すると言われていますが、ベイアフ映画ではコリン・ファレルが演じたこの役、ネットフリックス版ではジェイソン・ステイサムにオファーがあったものの決裂したのは残念ですが、さらにエレクトラも登場するようですし、またスゴい事になりそうです!



TVDrama-2015Q1-2-BestSeries.jpg 3.「Empire」(エンパイア)

出演:テレンス・ハワード、タラジ・P・ヘンソン、レイヴン・シモーネ、コートニー・ラヴ、ナオミ・キャンベル
製作:リー・ダニエルズ(『プレシャス』『チョコレート』) 、音楽/ティンバーランド
放送:FOX 2015年1月7日~全12話
ジャンル:ドラマ、ミュージック業界、グリー、泥沼ソープオペラ


アメリカのお約束ドラマカテゴリーとして、恋愛・裏切り・犯罪・金・欲が絡んだ人間関係のドロドロを描いた壮大なメロドラマ「ソープオペラ」と いう分野がありますが、まさにエンパイアは究極のスタイリッシュ・ソープドラマ。「エンパイア」を見なければ、ツイッターのト レンドについていけない、翌日の学校・職場の話題に乗り遅れて仲間はずれにされかねない...という現在のアメリカで社会現象的人気になっているドラマなのです。私のような小市民にはあらゆるレベルであまりにも別世界過ぎて、最初は「これは新種のSFなのかっ!?」とも思ったほどですが、アメリカ版極妻でもあり、この人間関係の凄まじさ、「渡る世間は鬼ばかり」の濃ゆいヒップホップ版とでも申しましょうか...「おかくら」とか「幸楽」が「エンパイア」と考えれば...。


黒人コミュニティと音楽業界を舞台に、ドラッグディーラーから一代で財を成したルーカス・ライオン(テレンス・ハワード)は、会長を務める人気レコー ドレーベルで株式公開を狙い順風満帆に見えたたもの、ムショ帰りの元妻クッキー(タラジ・P・ヘンソン)が戻ってきたことでドラマ勃発。露呈される過去のスキャンダル、3人の息子がそれぞれの問題を抱え、ルーカスは重病であることが発覚、誰が大企業「エンパイア」を継ぐのか...!!!『プレシャス』『チョコレート』といったアカデミー賞受賞映画を輩出してきたリー・ダニエルズの初テレビドラマ作品でもあります。


音楽的才能のない長男アンドレはビジネス面で手腕を発揮しているけれど、人気ミュージシャンである弟たちが反発。次男ジャマルは音楽的に最も才能ある R&Bシンガーでバツイチの子持ちだけど、実はゲイ。三男のハキームは人気ラッパー。お騒がせで 女好きでクリス・ブラウンのようなタイプ。父ルーカスからひいきされていて、スーパーモデルのナオミ・キャンベル扮するカミーラと恋人関係...という息子3人ですが、次男ジャマルを演じるJussie Smollettはシンガーとしても評価されてブレイクしているけれど、なんといってもタラP演じるクッキー姐さんが大人気!!!情け深い姐御肌の一面もちょっと持ちつつ、敵ビッチや息子にだって容赦しない貪欲な倍返しの最強ビッチ!!そしてあの関西のおばちゃん的ファッションセンス!なにをとっても強烈過ぎて惚れ惚れ。(私の脳内吹き替えではクッキー姐さんは関西弁です)


また音楽的クオリティの高さは監修にティンバーランドを迎えていることでも分かる通り、「Glee/グリー」のように音楽的番組としても楽しめます。サントラ盤は全米一位になったほど。ジェニファー・ハドソン、エステラからスヌープ・ドッグ、アンソニー・ハミルトン、そしてコートニー・ラヴやキューバ・グッデンジュニア等ゲストも盛りだくさん!シーズン2ではレニー・クラヴィッツ、アリシア・キーズ、クリス・ロックも登場とのこと!



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4.「Younger(ヤンガー)」
出演:サットン・フォスター、ヒラリー・ダフ、ニコ・トートレア、デヴィ・メッツァー
製作:ダレン・スター(「セックス・アンド・ザ・シティ」「ビバリーヒルズ90210」)
放送:TVランド 2015年3月31日~全13話
ジャンル:ラブコメ

製作はあのダレン・スター......といって「セックス・アンド・ザ・シティ」が思いついた貴女は素晴らしい。そしてそん な素晴らしい貴女が大満足すること間違いなし!の太鼓判を出したいのがこの「ヤンガー」。離婚したばかりの40歳で子持ちのライザ(サットン・フォスター)が15年ぶりの再就職のために年齢を26歳と偽って人生をリセット。年齢詐称で就職もイケメンのカレシもゲットしたはいいけれど......年齢ギャップ・ネタの笑いあり、キャリア奮闘ありのハッピー・ラブコ メ。NYを舞台に出版者勤務(意地悪女子上司のアシスタント職)ということで、SATC+「プラダを着た悪魔」的なノリもあって、ダレン・スターの名に恥 じない面白さ。主人公の同僚役という準主役でヒラリー・ダフが「リジー」以来となるレギュラードラマ復帰しているのも話題。ライザの彼氏ジョシュもかっこいい。30分番組。


TVDrama-2015Q1-2-BestSeries.jpg5.「Wayward Pines」(ウェイウォード・パインズ)
出演:マット・ディロン、テレンス・ハワード、トビー・ジョンズ、ジュリエット・ルイス、シャニン・ソサモン、カーラ・ギグノ 
製作:M・ナイト・シャマラン(『シックス・センス』)
放送:FOX 2015年5月14日~(現在放送中)1シーズン完結
ジャンル:ホラー、ミステリー、ダーク・ファンタジー

ズバリ、「ツイン・ピークス」✕「LOST」✕マット・ディロン✕M・ナイト・シャラマン✕「サイレント・ヒル」(←ギレルモ・デル・トロ製作ノーマン・リーダス主演で映画化される企画が正式に中止になった日本のゲームタイトルです)......という一見てんこ盛り過ぎて食い合せが悪いような企画なんですが、これがなんと激・面・白・い!失踪した同僚の捜索のためにやってきた田舎町ウェイウォード・パインズで事故にあったシークレットサービスの主人公のイーサンをマット・ディロンが演じ、西部劇の時代へタイムスリップしたかのように保守的で全員が怪しすぎるウェイウォード・パインズの住民、まさにミイラとりがミイラとなったかのように物理的にも町から逃れなれなくなってしまう謎、狂った時間軸...と尽きないミステリー。ここのところまったくハズれ作品ばかりだったM・ナイト・シャラマンの久々(いや「シックス・センス」以来かも?)の快作。マット・ディロンにとってもカムバック作ですが、『ROCK YOU!』で鮮烈のデビューをしたシャナン・ソサモンが妻役で出演し、エフォートレスなセクシーさを醸し出しているのもナイス。ワンシーズン10話完結型のミニシリーズなので、"ムリに引っ張ろう"的なところもなく非常にクレバーな作り。まだ全話放映していないので、ホントに続きが気になるっ!!!!


TVDrama-2015Q1-2-BestSeries.jpg6.「iZombie」(アイソンビ)
出演:ローズ・マクアイヴァー、ラーフル・コーフリ、マルコム・グッドウィン、デヴィッド・アンダーズ
製作:ロブ・トーマス(「ドーソンズ・クリーク」「ヴェロニカ・マーズ」)
放送:CW 2015年3月17日~全13話
ジャンル:コメディ、ホラー、捜査モノ、コミック、ダーク・ファンタジー


同名コミックブック(2010~)を「ヴェロニカ・マーズ」などで知られるロブ・トーマスがドラマ化。ヴァンパイア・ブームのあと、「ウォーキング・デッド」を筆頭としたゾンビ・ブームですが、このドラマのゾンビ=主人公のリヴは人間のように普通にしゃべり、歩き、考えて生活し、恋愛はもとより事件まで解決してしまう知性派ゾンビ女子。もともと研修医だったリヴ、ゾンビにかじられて奇跡的に生き延びたものの、人間を捕食する代わりに「脳」を捕食することで人間として生きながらえることを発見。ゾンビであることを秘密にして、脳がお手軽に手に入る検死局で働くことになるけれど、食べた脳の記憶も"ヴィジョン"として得られるために、事件捜査に乗り出すというストーリー。同時に他のゾンビ相手に脳の高級デリバリーサービス業を始め、殺人をし続ける裏ゾンビ界のボスとの対決...もう毎週ワクワクですw


TVDrama-2015Q1-2-BestSeries.jpg7.「The Last Man on Earth」(ラストマン・オン・アース)
出演:ウィル・フォーテ、ジャニュアリー・ジョーンズ、クリスティン・シャール、メル・ロドリゲス
製作:ウィル・フォーテ("SNL"、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』)、フィル・ロード&クリストファー・ミラー(『21ジャンプストリート』『レゴムービー』)
放送:FOX 2015年3月1日~全13話
ジャンル:コメディ、SFファンタジー、ラブコメ


アポカリプス(人類滅亡)後をテーマにした映画・テレビは例を挙げてもキリがないですが、このドラマが他と徹底的に違うところは「バカ過ぎる」こと。SNL出身で空気を読まずにシュール過ぎるギャグを飛ばし続けるネタ芸人だったウィル・フォルテが、製作・企画とともに「ラストマン・オン・アース」="地球に残った最後の男"フィルで主演。ふつう地球に一人残ったら、そりゃもう絶望的な感じがしますが、このドラマでは電気水道はないけれど、豪邸に住み放題、一日中遊んで暮らして、掃除をしなくたって誰にも迷惑はかからないし、食事は近所のスーパーから食料をもってくればいい。人類滅亡した後の地球って楽しそうw割りと天国かも?って思えてしまいます。エピソード1は、本当にフィルしか出てこないというシュールなウィル・フォルテ世界炸裂。これだけでもバカ過ぎでめちゃくちゃ面白いけど、13話持つのかなーと思っていると、人類滅亡から一年、なんともうひとりの人類が生き残っていた!とストーリーは急展開。人類滅亡という危機感まるで無しで学習能力ゼロのフィルが、本当にバカで笑えるw コメディというよりはいい意味でギャグ漫画的なドラマですが、色んなところにちょいちょい伏線が隠れていたり、シーズン1最終回には思わず「きゃー♥」と叫んで画面を抱きしめたくなるようなサプライズのカメオ出演があったりで、これはもしや21世紀版のアダムとイヴなのかも!?......実は相当侮れないドラマです。30分番組



TVDrama-2015Q1-2-BestSeriesAC.jpg 8.「Agent Carter (エージェント・カーター)」
出演:へイレイ・アトウェル、ジェームズ・ダーシー、チャド・マイケル・マーレー、エンヴェア・ジョカイ、ドミニク・クーパー(ゲスト)
放送:ABC 2015年1月6日~全8話
ジャンル:アクション、ドラマ、SF、スパイ

「エージェント・オブ・シールド(Agents of S.H.I.E.L.D.)」に続くマーベル・ドラマの第二弾。「キャプテン・アメリカ」の"恋人"ペギー・カーターを主演にしたスピンオフだけど、フツー にレトロなスタイリッシュな時代モノ(40年代)のスパイドラマとしても楽しめる良作、しかしそれだけに他のマーベル的な演出を期待するとちょっと地味に感じるかもしれない。が、だからこそ面白い。「キャプテン・アメリカ』で登場したトニー・スタークの父(ドミニク・クーパー)もキーパーソン。最終回のエンディングにはHydraのあの御方のサプライズ・カメオ出演(ヒント:映画『キャプテン・アメリカ』のヴィラン)があったんだから、ここでシリーズが終わっては永久に消化不良になってしまうところだったけど、第二シーズンの製作が決定しているのでよかった。 時代を反映したヴィンテージなファッション(特に男子はほぼ全員三つ揃えスーツ)も素敵。


TVDrama-2015Q1-2-BestSeriesTG.jpg9.「Togetherness(トゥギャザネス)」 
出演:マーク・デュプラス、アマンダ・ピート、メラニー・リンスキー、ピーター・ギャラガー(ゲスト)、スティーヴ・ズィシス
放送:HBO 2015年1月11日~全8話
ジャンル:ドラマ、コメディ

今、 家族がらみの小市民な笑いを書かせたら右に出るものはいない大注目のジェイ&マーク・デュプラス兄弟(『僕の大切な人と、そのクソガキ』)が製作・脚本・ 監督。弟マークは(当然)さえない主人公として出演し、共同製作・脚本のスティーヴ・ズィシスも親友役で出演。ハリウッド界隈を舞台に倦怠期どっぷりのフツー過ぎる子持ち夫婦に、夫の親友の売れない俳優中年男(スティーヴ・ズィシス)と妻のイケてる奔放過ぎの姉(アマンダ・ピート)が、居候を始めたことで巻き起こる、グサっとくる笑いあり、ハートウォーミングありのオフビート・コメディ。中年なのにノリは学生だったころと実質変わらず、まだオトナ世界にトゥギャザーできていないキャラクターたちが皆、愛おしい。居候のスティーヴ・ズィシスとアマンダ・ピートのキャラが特に(・∀・)イイ!!



TVDrama-2015Q1-2-BestSeriesSL.jpg10.「Secrets and Lies」(シークレット・アンド・ライズ)

出演:ライアン・フィリップ、ジュリエット・ルイス、インディアナ・エヴァンス、ナタリー・マルチネス
放送:ABC 2015年3月1日~全10話
ジャンル:ミステリー、犯罪・事件、サスペンス


米ドラマはあまり「サスペンス」っていう言い方をしないんですが、これは敢えてサスペンスと呼びたい、そんなドラマ。ライアン・フィリップ演じる主人公ベンがランニング中に近所の男の子の死体を発見。ジュリエット・ルイスが好演しているちょっと得たいのしれない捜査官アンドレアから容疑者と疑われ、「子ども殺し」の汚名を着せられて、かわいい2人娘のいる幸せな家族がイッキに不幸のどん底へ!...ところが、タイトル「シークレット・アンド・ライズ(秘密と嘘)」というように幸せな家族でもなく、秘密と嘘だらけ。まわりの住民もひどくって(笑)毎回小出しにされる衝撃の事実とどんでん返しの連続。ベンは無実の身となれるのか?真犯人は誰なのか?それともやはりベンが殺害したのか!?そして必要以上に登場している気がするライアン・フィリップの上半身裸シーン(笑)そんな意味も含めて王道の火サス的なサスペンスドラマなのであります。ちなみに第2シーズンはジュリエット・ルイス続投で別の殺人事件を捜査するシリーズになるということ。そして最終回を見た人は忘れずに見て欲しいのが、米ABC局のサイトに掲載されている「14ヶ月後」というタイトルの映画のポストクレジット的な4分のフッテージで本編のその後が見れます。ドラマ自体にも「秘密」があったなんてー!!


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※その他の注目物件

「Aquarius」(アクエリアス)(NBC)出演:デイヴィッド・ドゥカヴニー 放送:NBC 2015年5月28日~  2016年1月にミニシリーズとして復活することが決定した「Xファイル」で話題のデイヴィッド・ドゥカヴニー。その前哨戦とも言えるのが、ドゥカヴニーがLA警察の捜査員に扮し、カルト教団を率いて妊娠中だった女優のシャロン・テイトなどの無残な殺人事件を引き起こす前のチャールズ・マンソンを追う、というフィクション。そう、マンソン事件は史実なんですが、ドゥカヴニー扮する刑事は全くの架空の人物なんです、そこがちょっと敢えて残念なんだけど、TV版「LAコンフィデンシャル」と思えばいい感じ。でも特筆すべきは、なんと第一話を放送後に全13話をNBC公式サイトとVODに一挙公開したというNETFLIX(ネットフリックス)方式を採用していて、これはNBCのようなネットワーク、ケーブルテレビ局史上初めての試み。同時にテレビでは毎週一話ずつの放映も続けています。


TVDrama-2015Q1-2-BestSeries11.jpg「American Odyssey」(アメリカン・オデッセイ)(NBC) 殊部隊に所属しアフリカや中東で秘密任務を遂行する女性兵士バラード(アンナ・フリエル)を主人公に陰謀が渦巻く社会派ミステリー・アクションドラマ...と、どうしても「ホームランド」とつい比べてみたくなる段取りですが、パイロット(第一話)を視聴する限り今後の展開が気になる面白さでかなり惹かれるドラマであります。が、古くは「セックス・アンド・ザ・シティ」「ソプラノズ」に代表されるような HBOサンデーと呼ばれる黄金の時間帯とガチかぶりで、今シーズンは「ゲーム・オブ・スローンズ」、「シリコン・バレー」(コメディ)、「VEEP」(コ メディ)という絶対にハズせない作品の裏番組となり、いずれイッキ見(ビンジ・ウォッチ)で楽しみたいと思っております。

「Happyish」(SHOWTIME) 主人公にフィリップ・シーモア・ホフマンが決定しパイロット版も製作されていたが急逝。ジム・キャリーに後任オファーという噂が話題になったけれど、結局ハリウッドでも知名度があがっている英コメディ俳優のスティーヴ・クーガンが主演に抜擢されたといういわくつき。家族とハッピーっぽい(Happyish)生活を送っている(と信じる)中年男性の悲哀が効いているダークコメディ。

「Grace and Frankie」(NETFLIX) ジェーン・フォンダ、リリー・トムリン主演のコメディ。エミー賞などで話題になりそうな空気なので、見なくてわ。

「CSI Cyber (CSI:サイバー)」(CBS) 2000年からスタートし15シーズン続いた本家「CSI」が9月OAの2時間スペシャルを持って終了。それにともなって鳴り物入りでスタートしたのが、今年アカデミー賞受賞で旬のパトリシア・アーケット主演のスピンオフ="サイバー"(パトリシアはもちろんオスカー受賞前からこのドラマ出演が決まっていたはず)。ジェームズ・ヴァン・ダー・ヴィークも迎えた豪華キャストながら、明らかに若返りと目新しさを狙っている"サイバー"というより「CSI:家電」レベルの古臭さ・リアリティ感の薄さ、"サイバー"縛りがツラい。第2シーズンでCSI本家のテッド・ダンソンが加入するし、サイバー縛りもだんだんどうでもよくなるんじゃないかと、今後に期待。

ちなみにHBOでは2015年のエミー賞対象にはなりませんが、「The BRINK」(HBO)(ジャック・ブラックティム・ロビンス主演の政治コメディ・ドラマ)と「トゥルー・ディテクティブ」第二弾(コリン・ファレルヴィンス・ヴォーンレイチェル・マクアダムス、大作映画にゾクゾクと抜擢されるもののことごとく映画がコケるwテイラー・キッシュ)が6/21からオンエアスタート。


D姐 (2015年6月10日 22:37)

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