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【訃報】『羊たちの沈黙』でアカデミー賞受賞の名監督ジョナサン・デミが死去 73歳

『羊たちの沈黙』(91)でアカデミー賞監督賞を受賞したジョナサン・デミが今朝、73歳で亡くなったことが明らかになった。死因は食道がんと心臓病の合併症によるもので、NYマンハッタンの自宅で妻と3人の子どもに看取られながら亡くなったという。
RIP_Jdemme.jpg 『羊たちの沈黙』は監督、作品、脚本、主演女優、主演男優の五大部門においてアカデミー賞を受賞したが、この五大部門を制覇した作品は今までに、フランク・キャプラ監督クラーク・ゲーブル主演『或る夜の出来事』、ミロス・フォアマン監督ジャック・ニコルソン主演『カッコーの巣の上で』と同作品の3作品しかない。


 デミ監督の作風はポール・トーマス・アンダーソンなどの若い世代の監督にも大きな影響を与え、アレクサンダー・ペインやウェス・アンダーソンもデミ監督作品の特徴であるクローズアップを模倣している。


またトーキング・ヘッズやニール・ヤング、ジャスティン・ティンバーレイクなどのコンサートドキュメンタリーでも高く評価をされている。米FOXテレビにおいて、3月から全10回ドラマシリーズ「Shots Fired」が放送されているが、今日放送される第6話はジョナサン・デミが監督したもので、こちらが遺作のひとつとなる。



『羊たちの沈黙』は監督、作品、脚本、主演女優、主演男優の五大部門においてアカデミー賞を受賞したが、この五大部門を制覇した作品は今までに、フランク・キャプラ監督クラーク・ゲーブル主演『或る夜の出来事』、ミロス・フォアマン監督ジャック・ニコルソン主演『カッコーの巣の上で』と同作品の3作品しかない。

 
 デミ監督は『羊たちの沈黙』で脚本家としてクレジットされていないが、幾つかのシーンでアレンジを加え、脚本家のテッド・タリーによれば、映画の中で犯人の"バッファロー・ビル"が裸で登場する有名なシーンは脚本にはまったくなく、完成した映画を見てびっくりしたという。また脚本家はジョディ・フォスターを念頭において脚本を執筆していたが、デミ監督はミシェル・ファイファーを希望していて、ジョディの起用を断った。しかしジョディを起用したいとの話を最初のミーティングをするとデミ監督もジョディ起用に合意した。その後ジョディはデミ監督に電話して「私はあなたの第一希望じゃないとわかっているけど、この役を演じるのは私よ」と伝えたという。

 
 『羊たちの沈黙』もトム・ハンクス主演『フィラデルフィア』、デンゼル・ワシントン主演『クライシス・オブ・アメリカ』のリメイク、アン・ハサウェイ主演『レイチェルの結婚』などで高い評価を得ているが、初期の代表作は『メルビンとハワード』、『サムシング・ワイルド』、『愛されちゃってマフィア』などコメディドラマ作品も多く、撮影現場でもジョークを絶やさず、現場は常にアットホームな雰囲気で、『羊たちの沈黙』で完全に役に入りきっていたジョディ・フォスターでさえ、監督のジョークに笑いを堪えることができずに吹き出すこともあったという。

D姐 (2017年4月26日 08:33)